Pink Floyd / Dark Side Of The Moon
ピンク・フロイド(Pink Floyd)の『The Dark Side Of The Moon(邦題:狂気)』は2023年3月に発売50周年を迎えます。これを記念した一環として、オフィシャル・ハードカバー本が海外で3月1日に発売される予定です。出版元は出版社Thames & Hudson。
本書は計216ページで、アナログレコード・サイズ(12インチ×12インチ)。
1972年から1975年のアルバム・ツアーにおけるバンドのバックステージやステージ上のレア&未公開の写真が収録されています。
ストーム・トーガソン(Storm Thorgerson)、
オーブリー・パウエル(Aubrey Powell)、ジル・ファマノフスキー、ピーター・クリストファーソンによる129枚のモノクロ写真は、サウンドチェック、ライヴ、公演後の様子を記録しています。また、もともとはMelody Maker誌に掲載された1972年10月のウェンブリー公演のレビューでは、フロイドの最も有名なパフォーマンスの1つについて知ることができ、ツアー日程の完全なリストも掲載されています。
また第2部では、
ヒプノシス(Hipgnosis)とStormStudiosが手がけた、象徴的なアルバムアートワークのビジュアルコンセプトを明らかにします。プリズム・モチーフが、どのように世界の偉大なアーティストへのオマージュとグラフィックに進化していったかを65枚のカラー画像で紹介しています。またStormStudiosの共同設立者であるピーター・カーゾンは、50年にわたる各ブリーフの詳細とグラフィックの発展を回想しています。