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老人ホームで行われたパーティー 81歳の男性が「アンチェインド・メロディ」を完璧に歌い上げて周囲を驚かせる かつてビートルズと共演した人物だった

2022/10/13 16:27掲載
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81 year old suprises care home with note perfect rendition of 'Unchained Melody'
81 year old suprises care home with note perfect rendition of 'Unchained Melody'
リバプールの老人ホームで行われたパーティーで地元の歌手が歌っていると81歳の男性が「俺も歌ってもいいか」と尋ねる。杖をつく男性は、マイクを持つとライチャス・ブラザーズの「Unchained Melody」を完璧に歌い上げ、周囲を驚かせる。男性はかつてビートルズと一緒に歌ったことがある人物でした。

リバプールにあるパークビュー老人ホームのスタッフは、入居者や家族、友人のためにゲームや軽食を用意したピクニックパーティーを行いました。パーティーでは、地元のヴォーカリスト、トニ・ネスビットのミニ・ライヴも行われましたが、入居者のひとり、81歳のデイヴ・ウィリアムズが「自分も歌ってみたい」と提案します。

デイヴが歌おうと立ち上がったとき、一緒にいた娘は父親を心配して座ってと言いましたが、そんな心配をものともせず、パワフルなパフォーマンスで完璧に歌い上げて、皆を驚かせました。

ウィリアムズは「観客の中に認知症の患者さんもいて、僕の演奏が終わった後、彼女が一人で歌を歌っているのを見たんだ、素晴らしかったね」と話しています。

ウィリアムズはイギリスの国民保健サービス(NHS)に医療助手として50年近く勤めましたが、10代の頃はミュージシャンでもありました。

15歳で病院で働き始めたとき、自由な時間を使ってザ・ダイスというバンドで活動していました。1958年、彼らはリバプールのモーグ・スキッフル・セラーで、まもなくビートルズのドラマーとなるリンゴ・スターとともに演奏しました。

その後、デイヴは17歳のときにソロ歌手として、週末に小さなクラブで一晩3ポンドで歌う仕事を確保しました。1961年にはリバプールのノッティ・アッシュ・ビレッジ・ホールでビートルズと一緒に歌ったこともありました。これは彼の友人がバンドメンバーに一緒に歌っていいかと尋ねたのがきっかけでした。

また、2000年6月17日のポール・マッカートニーの58歳の誕生日には、王立リバプール大学病院内のリンダ・マッカートニー・センターで、スパイス・ガールズのメルCを含む数百人の前で演奏したこともあったそうです。