ジョニー・キャッシュの新ドキュメンタリー『Johnny Cash:The Redemption of an American Icon』米国公開決定

ジョニー・キャッシュ（Johnny Cash）の新しいドキュメンタリー映画『Johnny Cash: The Redemption of an American Icon』が完成。米国では12月5日から7日までの期間限定で劇場上映されます。

この映画は、Fathom Events、Kingdom Story Company、WTA Media、Harvest Ministriesが、2019年に同名の本を出版したグレッグ・ローリーと共同で制作したものです。

プロデューサーのジョン・アーウィンはプレスリリースで「ジョニー・キャッシュは、間違いなく音楽の世界を形作ったアメリカの象徴です。その名声の裏には、自らの内なる悪魔に取り憑かれ、それと向き合うことを通して、最終的に神への揺るぎない信仰を見出した男の実話があります」と述べています。

キャッシュの息子であるジョン・カーター・キャッシュは、この映画について「父について作られたすべてのドキュメンタリーの中で、父はこの映画を最も楽しみにしていると思う」と語っています。

キャッシュの家族は、キャッシュが自伝を執筆中に録音した100本のテープへのアクセスを映画製作者に許可しました。これは、これまで家族以外には公開されたことがないものでした。

このテープは、キャッシュがアルバム『Man In Black』をレコーディングし、個人的な悪魔と戦っていた時期を包み隠さず伝えています。映画ではマーティ・スチュアート、ワイノナ・ジャッド、ティム・マッグロウなどが語っています。プロモーション資料によると、このドキュメンタリーは、キャッシュは贖罪の道を歩み、その結果、「揺るぎない信仰心」を獲得し、その後の人生を共に歩むことになったというものです。