バリトン・サックス奏者の中で最も偉大な一人、
ロニー・キューバー(Ronnie Cuber)が死去。JazzCornerやTracce di Jazzなど、海外のジャズ・サイトが報じ、また彼の友人であるエディ・パルミエリやタワー・オブ・パワーなども訃報を伝えています。死因は不明。80歳でした。
ロニー・キューバーは1941年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。彼はバリトン・サックスだけでなく、テナー・サックス、ソプラノ・サックス、クラリネットやフルートも演奏した。
キューバーはハード・バップやラテン・ジャズにおける先駆者として知られている。
またジャズのみならず、ラテン、ポップ、R&B、ロック、ブルースなど、幅広いジャンルのセッションでも活躍。サイドマンとして、 B.B.キング、ポール・サイモン、ジョージ・ベンソン、エリック・クラプトン、ジェームス・テイラーなど、数多くのミュージシャンと共演した。
キューバーは『サタデー・ナイト・ライブ・バンド』のメンバーも務めた。90年代初期には、ミンガス・ビッグ・バンドのメンバーも務めた。