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キング・クリムゾンの公式ドキュメンタリー映画 海外版Blu-ray/DVD発売決定 ボックスセットも

2022/10/08 18:47掲載
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King Crimson / In the Court of the Crimson King, King Crimson at 50
King Crimson / In the Court of the Crimson King, King Crimson at 50
キング・クリムゾン(King Crimson)の新しいオフィシャル・ドキュメンタリー映画『In the Court of the Crimson King, King Crimson at 50』。海外でのBlu-ray/DVDリリースが決定。Blu-ray2枚+DVD2枚+CD4枚のボックスセットも発売されます。

通常版のBlu-ray+DVD版は海外で11月11日発売。ドキュメンタリー本編のほか、映画の初期編集ヴァージョン、2021年12月に行われた東京最終公演から「Starless」の演奏、そして予告編/短編4本を収録。

12月2日には、Blu-ray2枚+DVD2枚+CD4枚の限定8枚組ボックスセットも発売されます。

Blu-ray1枚とDVD1枚は通常版と同じ内容です。

もう1枚のBlu-rayおよびDVDには、キング・クリムゾンの1時間強スタジオ音源を収めた『Tring: Live in the Studio』、2019年に開催された<Rock In Rioフェスティバル>でのフルパフォーマンス映像、映画本編に収録されていない素材から抜粋したバンド&スタッフによるバックステージ映像(約38分)が収録されます。

CD4枚には、オリジナル・サウンドトラックを収録。未発表音源やCD初収録音源が多数収録されています。

また、トビー・アミーズ監督、キング・クリムゾンのマネージャー/音楽・映画プロデューサーのデヴィッド・シングルトン、ロバート・フリップのコメント、トニー・レヴィンとデヴィッド・シングルトンによるツアー写真、映画からの静止画を掲載した48ページのブックレットも付属されます。

映画『In the Court of the Crimson King, King Crimson at 50』は10月19日(水)に世界各地の独立系映画館で1日限定で公開されます(現在までのところ、日本上映は未定)。また、英国時間10月22日(土)にはロンドンで特別上映会が開催され、この模様は全世界にライヴ配信されることも決定しています。

英国時間10月22日(土)にロンドンで行われる特別上映会では、ロバート・フリップによる生紹介、そして監督とバンドメンバーが参加するQ&Aセッションも行われます。このイベントと映画は、nugs.netで全世界にライヴ配信され、その後、24時間はビデオオンデマンドで視聴することができます。

『In the Court of the Crimson King』は、4年の歳月をかけて制作されたドキュメンタリー。

インフォメーションによると、本作はクリムゾンの新旧メンバーが経験した“鋭い苦しみ”と“超越した栄光”を探求し、世界で最も要求の厳しいロックバンドの中で生と死に正面から立ち向かうミュージシャンたちの経験を、観客は親密に、時には不快に感じながら理解できるという。

また「『In the Court of the Crimson King』は、50年にわたりクリエイティブな活動を続けてきたグループについての映画であるだけでなく、音楽がなぜ重要なのか、そして人々の生活を変える作品を作るためにアーティストが払わなければならない苦しい犠牲について、ジョークを交えて描いた映画でもあるのです」とも説明しています。

■『In the Court of the Crimson King, King Crimson at 50』公式サイト
https://www.itcotck.com/

以前に公開されたトレーラー映像