レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)のフロントマン、
ザック・デ・ラ・ロッチャ(Zack De La Rocha)は7月にライヴ中に左足を負傷しました。かなりの重傷で、ザックは新たな声明で「左アキレス腱の断裂は深刻で、腱は8%しか残っていなかった。しかも、その部分さえもひどく傷ついている。単純に再びパフォーマンスができるかどうかという問題ではなく、今後の基本的な機能にまで及んでいるんだ」と説明。バンドは8月のイギリスとヨーロッパでの公演に続き、2023年の北米ツアーもキャンセルすると発表しています。
ザックは声明の中でこうコメントしています。
「シカゴからもうすぐ3ヵ月になるが、いまだに信じられない思いで自分の脚を見下ろしている。パンデミックの中、再びバンドとして活動し、30数年前に始めた仕事を続けるための口火が切られることを願いながら待った2年間だった。リハーサル、トレーニング、和解、元の形を取り戻すための作業。そして、1回半の公演で、俺の腱が切れてしまった。まるで宇宙が仕掛けた悪い冗談のようだった。これを書いているとき、それは単に状況が悪かったのだと自分に言い聞かせた。最悪な瞬間だったんだ」
「公演をキャンセルするのは嫌だし、ファンをがっかりさせるのも嫌だ。皆さんは俺たちに会うために辛抱強く待ってくれている、そのことは決して忘れてはいない。そのことを決して当たり前だとは思っていない。皆さんに対して、俺は究極の感謝と尊敬の念を抱いているよ」