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ビリー・シーン率いるタラス 「Close to the Killer」のミュージックビデオ公開

2022/09/27 19:35掲載
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Talas
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ビリー・シーン(Billy Sheehan)がMR.BIG以前に在籍していたことでも知られるバンド、タラス(Talas)。2017年に復活した彼らは最新アルバム『1985』から「Close to the Killer」のミュージックビデオを、メンバーのマーク・ミラーのYouTubeチャンネルで公開しています。



アルバム『1985』はYouTubeほかで聴けます。

ベーシストのビリー・シーンは、ドラマーのマーク・ミラー、ヴォーカリストのフィル・ナロ、そしてギタリストのKire Najdovskiと共に、このバンドに再び参加しました。「まるで一度も立ち止まったことがないような感じで、すべてが簡単にまとまったんだ。とても素晴らしかったよ」。

そして今、彼ら『1985』という11曲のクラシック・ハードロックを携えて戻ってきました。インフォメーションによると「ビッグ・リフ、魅惑的なコーラス、キラー・ソロなど、タラスのレコードに求められているものすべてを備えた、熱狂すべきものだ」という。

このカムバックに人々が興奮するのはなぜかと問われ、シーンは「80年代を特別な音楽体験にしてくれた、僕らや他の素晴らしいバンドと一緒にそこにいた人たちがたくさんいるからさ。そして、その場にいなかったかもしれないけれど、その精神に惚れ込んでいる人たちもたくさんいる。僕らは彼ら全員と特別な絆を感じているんだ」と答えています。

1曲の「Black And Blue」以外はすべて1985年に書かれたこのアルバムは、解散していなければ4枚目のフルアルバムになっていたでしょう。今回、曲に手を加えたり現代風にアレンジしたりせず、彼らが作られた時代のまま生かしているという。

シーンは「僕たちは、1985年の音楽人生のスナップショットを作りたかったんだ」「同じ精神で、ほとんど同じ人たちで、80年代を2022年に持ち込んでいるんだ。80年代は音楽とバンドにとって素晴らしい時代で、僕らはみんなそこに戻ることに興奮していた。このレコードは生々しく、リアルで、正直で、爽快だと言えるよ」と話しています。

アルバムは、ミラーが建てた家のリビングルームで、移動式の録音装置を利用してレコーディングされました。ミッチ・ペリーのゲスト参加に加え、ナロの息子であるJamesもレコーディングに参加しています。

癌との長い闘病生活の後、ナロは2021年に亡くなりましたが、幸いにも彼は亡くなる前に全てのパートを録音していました。