Hanoi Rocks - Photo by Ville Juurikkala
マイケル・モンロー(Michael Monroe)は、自身の60歳を祝う誕生日コンサートで、
ハノイ・ロックス(Hanoi Rocks)のオリジナル・ラインナップが再集結することについて、実現するまでの経緯を、SiriusXMの番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』で話しています。このコンサートでは、
デモリッション23.(Demolition 23.)も再集結します。
「
サミ・ヤッファ(Sami Yaffa)と
ナスティ・スーサイド(Nasty Suicide)はもともと(デモリッション23.の再集結に)参加するつもりだったんだ。ハノイのオリジナル・ドラマーであるジップ・カジノとは、昨年12月にストックホルムで僕のドキュメンタリーを撮影している時に再会していた...(彼は)クールな男で、(彼とは)良い思い出がある。それで、彼を誘って(ライヴで)何かやってもらおうと思ったんだよ。そしたら、
アンディ・マッコイ(Andy McCoy)から電話があった。彼は自分から誘ってきたんだよ。彼は“君の60歳の誕生日のお祝いがあると聞いたよ。もしワールド・ツアーがあれば、会場でTragedyを演奏するかもしれない”と言っていた。それで僕は“わかった。問題ないよ。いいよ”と言った。それから、考え始めたんだ。
“わあ、すごい。メンバー全員、オリジナル・ラインナップががそこにいるんだ。最後にハノイの曲を何曲かやったらどうだろう? ”と思ったんだよ。
サプライズでやるつもりだった。みんな賛成してくれた。これしかない、このタイミングしかない、と思った。ある夜、サミ・ヤッファが“本当に前もって知らせないのか? 後からファンがこのことを知ったら怒るだろうな”と言ったので、僕は“その通りだ。みんなに知らせた方がいい”と答えた。
ヘルシンキのアイスホールはすでに半分以上売り切れていたんだけど、記者会見を開いて、ジップ・カジノにも来てもらって5人全員で行った、楽しかったね。40年ぶりに5人揃って、その場にいるのはシュールな感じだったよ。すごいことだよね。実にクールな気分だった。楽しかった。そして、コンサートの最後にオリジナル・ラインナップでハノイの曲を演奏することを発表した。翌日には、すべてソールドアウトで、誰もがそこにいたいと思っているんだよ」
今回のハノイ・ロックスの再集結が、フルツアーやさらなる公演につながる可能性があるのかと聞かれたモンローは「いや(笑)いや、一回だけ。この一回だけだよ」と答えています。
60歳を祝う誕生日コンサートは、9月23日にフィンランドのヘルシンキにあるヘルシンキ・アイス・ホールで行われる予定です。