Black Sabbath 1989 Moscow
ブラック・サバス(Black Sabbath)は1989年、ソビエト連邦でコンサートを行いました。モスクワ公演でメンバーが目撃したのは、客席の最前列で編み物をしているおばあちゃんでした。当時のヴォーカリストである
トニー・マーティン(Tony Martin)がインタビューの中で語っています。
ソ連公演について、現地で出会ったファンや人々の反応についてこう話しています。
「狂っていたよ。どう振舞えばいいのかわからない状態だった。モスクワとレニングラードの2ヶ所で演奏したんだ。面白い話があるよ。モスクワ公演では、市長や市長の奥さん、市長のお母さん、子供たちなど、高官たちの関係者が招待されていたんだ。
俺たちが“Iron Man”を演奏していたとき、トニー・アイオミが俺のところにやってきて、脇腹をさすって“下を見ろ”と言ったんだ。俺は“どこ?”と聞くと、“下だ、下を見ろ”と言うので見てみたら、最前列に座っていたおばあちゃんが編み物をしていたんだ。“'Iron Man”でだよ! そうそうとてもいい子たちね (Iron Manの曲に合わせて) いち、にぃ、さん、ダ、ダ、ダ…”ってね」
別のインタビューでもこのエピソードを話しています