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チャールス・ロイド+アンソニー・ウィルソン+ジェラルド・クレイトンのトリオ 「Jaramillo Blues」のMV公開

2022/09/20 20:32掲載
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Charles Lloyd, Gerald Clayton, Anthony Wilson
Charles Lloyd, Gerald Clayton, Anthony Wilson
ジャズ・レジェンド、チャールス・ロイド(Charles Lloyd)は、3つのトリオによる3枚のアルバムからなる新プロジェクト「トリオ・オブ・トリオズ」を行っています。

6月に発売された1枚目『Trios: Chapel』に続く2枚目は、ギタリストのアンソニー・ウィルソンとピアニストのジェラルド・クレイトンとのトリオで、アルバム『Trios: Ocean』は9月23日に発売されます。

このアルバムから「Jaramillo Blues (For Virginia Jaramillo and Danny Johnson)」のミュージックビデオが公開されています。

この新プロジェクト「トリオ・オブ・トリオズ」は、パーソネル、編成共に異なる3つのトリオを通して、ロイドが探求し続けている即興演奏の深淵に迫る内容です。



以下インフォメーションより

3部作の1つ「オーシャン・トリオ」は、ロイドの故郷であるカリフォルニア州サンタ・バーバラの150年の歴史を持つロベロ・シアターで録音された。パンデミック元年の2020年9月9日にライブ配信されたものなので、聴衆はいない。

ピアノのジェラルド・クレイトンとギターのアンソニー・ウィルソンという、有名なミュージシャンを父に持つ2人のミュージシャンと共演。クレイトンは西海岸ベースの伝説的存在ジョン・クレイトンの息子、アンソニー・ウィルソンは著名なバンドリーダー/トランペッター/作曲・編曲家のジェラルド・ウィルソンの息子で、かつてロイドがメンフィスから南カリフォルニア大学に留学していた10代に彼のビッグバンドでプレイしていた。

アルバムはオリジナル曲「Lonely One」で幕を開ける。彼のサックスはクレイトンとウィルソンの伴奏に合わせてキーとテンポを決めていく。この曲は反芻的でありながらミステリアスで、失われた時代、つまりパンデミックによってもたらされた長い影を思わせるが、それ以上のものでもある。「Hagar of the Inuits」のイントロは、ブルース的なグルーヴへの道を探しながら、ウィルソンのギターソロが特にその瞬間を完璧に縁取るように深みを加えている。

画家のヴァージニア・ジャラミロと彼女の夫で彫刻家のダニエル・ジョンソンに捧げられた「Jaramillo Blues」は、ロイドが10代の頃、ブルースの巨匠ハウリン・ウルフ、ボビー・ブルー・ブランド、B・B・キングと一緒に演奏していた頃に遡ることができる。この曲は明るい色合いのブルースで、クレイトンのコードがロイドのフルートへの導入となり、演奏のムードとトーンを作り上げる。

新プロジェクト「トリオ・オブ・トリオズ」は、パーソネル、編成共に異なる3つのトリオを通して、ロイドが探求し続けている即興演奏の深淵に迫る内容となっている。1枚目『Trios: Chapel』では、ギタリストビル・フリゼールとベーシストトーマス・モーガン、2枚目『Trios: Ocean」ではギタリストのアンソニー・ウィルソンとピアニストジェラルド・クレイトン、3枚目『Trios: Sacred Thread』ではギタリストジュリアン・レイジとパーカッショニストのザキール・フセインとの演奏が繰り広げられている。
■『Trios: Ocean』

1. The Lonely One
2. Hagar of the Inuits
3. Jaramillo Blues (For Virginia and Danny)
4. Kuan Yin