HOME > ニュース >

エルトン・ジョン、ピッツバーグ公演でアレサ・フランクリンとの逸話を語り、彼女に「Border Song」を捧げる

2022/09/18 21:20掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Elton John
Elton John
エルトン・ジョン(Elton John)は、9月16日のピッツバーグ公演で、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)との逸話を語り、彼女に「Border Song」を捧げています。

アレサは、発表されて間もない「Border Song」をカヴァーして1972年のアルバム『Young, Gifted and Black』に収録しました。

彼はピッツバーグ公演で、「ソウルの女王である素晴らしいアレサ・フランクリンが僕たちの曲をレコーディングしてくれたなんて、信じられない気持ちだった」と話し始めます。

彼はまた、アレサが亡くなる1年前の2017年11月7日にニューヨークの聖ヨハネ大聖堂で行われた、彼のエイズ基金主催のコンサートについて、こう話しています。

「彼女はとても、とても具合が悪かった。だから僕はショーの前にバックステージに行って、“アレサ、僕がやるよ。君は病気でライヴができない”と言ったんだ。すると彼女は“ハニー、2年前はあなたをがっかりさせたけど、今夜はがっかりさせないよ”と言った。そして彼女は出てきて、こんな風にピアノの前に座った。そして1時間20分、大聖堂の屋根を吹き飛ばしたんだ。その場にいた全員が泣いたよ。あんなに素晴らしい演奏はめったに見られないからね。あの夜は間違いなく魔法のような夜だった。だから、この曲をアレサ・フランクリンの永遠の輝きに捧げたい」

その後、エルトンはアレサのために「Border Song」を披露しました。ファン撮影の映像あり