ひょんなことから悪魔を召喚してしまった、さえないメタルおたくの高校生たちが血みどろで悪魔を退治する“メタル meets 『死霊のはらわた』”のミクスチャーホラー『デビルズ・メタル(原題:Deathgasm)』。2015年にカルトホラーとして海外でヒットした本作の続編が制作決定。Varietyによると、監督・脚本は前作に引き続き、ジェイソン・レイ・ホーデンが担当します。
Raven Banner Entertainmentが製作する続編は、来年ニュージーランドで撮影が開始される予定。Varietyによるとすでにオリジナルキャストであるミロ・コーソーン、ジェームズ・ブレイク、キンバリー・クロスマンと交渉中だという。
ジェイソン・レイ・ホーデン監督は、ダニエル・ラドクリフとサマラ・ウィーヴィングが主演した映画『ガンズ・アキンボ』(監督・脚本)などでも知られています。
前作『デビルズ・メタル(原題:Deathgasm)』は、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)をはじめ、世界各国の映画祭でも上映され、ノックスビル・ホラー映画祭のパーム・ドゴール賞など数々のホラー賞を受賞しました。
そのストーリーはこういったものでした。
「冴えないメタル少年のブロディは母親の入院で親戚の家に預けられたが、新しい高校のクラスメイトは浮ついた腑抜け野郎ばかり。瞬く間にスクールカーストの最下層に追いやられた彼は鬱屈した情熱をバンド活動にぶつける日々だ。そんな中、仲間たちと忍び込んだ伝説のミュージシャンの家で、ブロディは「悪魔を呼び出す禁断の楽譜」を発見。興味本位でその楽曲をプレイすると、眠っていた悪魔たちが本当に目覚めてしまうのだった…」
続編では、ブロディは再び黒魔術を使い、かつてのバンドメンバーを蘇らせて、バンド・バトルと元恋人のメディナ(クロスマン)のハートを勝ち取るために活躍するという。
この2本の映画をつなぐために、ホーデンはオーパス・コミックス(「Bill and Ted: Roll the Dice」)の『Deathgasm』のコミックシリーズも共同執筆しています。12月に発売される予定。またホーデンは、最近はオーパス社と共同で、メタルとホラーのコミックシリーズ『Monsters of Metal』を制作しており、これも映画化する予定です。
以下は『デビルズ・メタル』の日本版予告編映像
VIDEO