ジャニス・イアン　お別れツアーの残りの公演をキャンセル　喉頭炎で声帯に傷

シンガーソングライターのジャニス・イアン（Janis Ian）は、自身最後のツアーの残りの公演をキャンセルしました。イアンは今年初めに喉頭炎にかかり、当初は今春に予定されていた公演を秋に延期しましたが、喉頭炎が深刻なものであることが判明したために、今後予定されているすべてのツアー日程をキャンセルしています。

以下、声明より

「底知れぬ悲しみをもって、今後予定されているすべてのツアー日程をキャンセルすることを発表します。

残念ながら、春の公演を延期せざるを得なかった喉頭炎は、単純な治療可能な喉頭炎よりも複雑であることが判明しました。声帯に傷があります。ポリープや歌い方が間違っているわけでもないので、医師は原因を推測するしかないのですが、治療法は非常に限られています。しかも、どのような治療をしても、治療の結果がわかるのは何カ月も先のことです。

また自分の声が出るようになる可能性はほとんどないでしょう。
命に別状がないのは幸運だと思いますが、私自身の小さな世界での損失はとてつもなく大きいものです。
払い戻しについては各会場にお問い合わせください。皆さんのサポートと愛に感謝します」

イアンのフェアウェル・ツアーの前に、最後のソロアルバムと銘打たれた最新アルバム『The Light at the End of the Line』をリリースしています。