レバノン初の女性だけのメタル・バンドのドキュメンタリー映画『Siren』　トレーラー映像公開

レバノン初の女性だけのメタル・バンド、Slave to Sirens。5人の若い女性たちが、友情、セクシュアリティ、国の破滅と闘いながら、スラッシュメタルのロックスターになることを目指す姿を追ったドキュメンタリー映画『Siren』。トレーラー映像が公開されています。

本作の概要は、以下の通り。

「ベイルート郊外に住むLilasとバンドメンバーのShery、Maya、Alma、Tatyanaは大きな夢を持っていたが、チャンスはほとんどなかった。イギリスの音楽祭への出演が自分たちが期待していたような人生の転機とはならなかったため、Lilasは崩壊寸前のレバノンに帰ってくる。一方、バンドの中心人物であるLilasとSheryの2人は、バンドの内外で自分たちの複雑な関係に直面する。しかし、Slave to Sirensのメンバーは、自分たちの真実を生きるという革命を起こそうとする」

監督はロサンゼルスを拠点とするモロッコ系アメリカ人のドキュメンタリー作家Rita Baghdadi。初のドキュメンタリー『My Country No More』が＜Big Sky Documentary Film Festival＞で最優秀作品賞を受賞し、2作目の『City Rising』は＜ロサンゼルス地域エミー賞＞の社会問題映画賞を受賞しています。

この映画は、サンダンス映画祭でワールドプレミア上映された後、9月30日にニューヨーク、10月7日にロサンゼルスで上映され、他の米国都市でも順次公開される予定です。



以下は以前に公開された映像

ティーザー映像