メタリカ(Metallica)の物議を醸したアルバム『St.Anger』。賛否両論であることはメンバーも知っており、最近の公演ではフロントマンの
ジェイムズ・ヘットフィールド(James Hetfield)はユーモアを交えてこのアルバムについて観客とやりとりしています。
ある公演では、ヘットフィールドが観客に向かってこう言っています
「質問だ。正直に自分の知識の及ぶ限り答えてくれ。『St.Anger』は?」と言って、観客に親指を立てるか下げるかを答えるよう求めます。歓声とブーイングが交錯する中、ヘットフィールドは笑いながら「君たちを勇気づけようと思っているんだ。もう一回やってみようか」と言い、バンドは『St.Anger』の4曲目「Dirty Window」を演奏し始めます。
一方、別のライヴ映像では、ヘットフィールドが観客と冗談を言いながら、「この曲は君の好きなアルバム『St.Anger』からだよ!」と言っています。そのあとブーイングに対して「おいおい、だんだん分かってきただろ?もう少し時間が経てば、わかるようになるさ」と言い、さらに「よし、『St.Anger』の曲をあと8曲やろう、用意はいいか?冗談だよ!」と言っています。