サン・ラ・アーケストラ　ショパン「前奏曲第7番イ長調op.28-7」のサン・ラ編曲版を初めてスタジオで録音　音源公開

サン・ラ（Sun Ra）亡き現在も、今年98歳になったアルトサックス奏者マーシャル・アレン（Marshall Allen）を中心に活動を続けているサン・ラ・アーケストラ（Sun Ra Arkestra）。ショパン「前奏曲第7番イ長調op.28-7」のサン・ラ編曲ヴァージョンを初めてスタジオで録音。「Chopin」と題されて公開されています。この曲は新スタジオ・アルバム『Living Sky』に収録されています。



アルバムは海外で10月7日発売。リリース元はOmni Sound。

21年ぶりのスタジオ・アルバムだった2020年の『Swirling』に続くスタジオ・アルバム。

新作は2021年6月15日にフィラデルフィアのリッテンハウス・サウンドワークスで録音され、ストリングスセクションを含む総勢19名のミュージシャンが参加しています。

ミキシングとマスタリングは、ウェイン・ショーター、エディ・パルミエリ、ブライアン・リンチなどを手がけたデイヴ・ダーリントンが担当しています。

以下は以前に公開された音源

「Somebody Else's Idea」
この曲はサン・ラによって書かれたもので、1955年に録音され、1970年に再び録音されて1971年の『My Brother The Wind, Vol II』に収録されています。今回はヴォーカルを除いたインストゥルメンタルの形で初めて収録されました。

■『Living Sky』

01 Chopin (Frédéric Chopin)
02 Somebody Else’s Idea (Sun Ra)
03 Day of the Living Sky (Marshall Allen)
04 Marshall’s Groove (Marshall Allen)
05 Night of the Living Sky (Sun Ra)
06 Firefly (Marshall Allen)
07 Wish Upon a Star (Leigh Harline)