“ショック・ロック”の元祖的存在である英国サイケデリック界の鬼才
アーサー・ブラウン(Arthur Brown)。新アルバム『Monster's Ball』を海外で10月21日発売。
このアルバムから、
シド・バレット(Syd Barrett)が書いた
ピンク・フロイド(Pink Floyd)「Lucifer Sam」のカヴァー・ヴァージョンが公開されています。このカヴァーには、ゴングやシステム7で知られる
スティーヴ・ヒレッジ(Steve Hillage)と、ディープ・パープルの
イアン・ペイス(Ian Paice)が参加しています。
ブラウンはこの曲について「10月21日のアルバム発売を前に、謎めいたシド・バレットのミステリアスな楽曲をお届けします。フェルナンド・ペルドモの大胆なプロダクション、曲の冒険的な構成、そしてスティーヴ・ヒレッジとイアン・ペイスの助言により、この曲は不気味な楽しみを与えてくれるものとなっている。これを歌うと、影がちらつき、ネコが吠えた。ハッピー・ハロウィーン!」とコメントしています。
アルバムのプロデューサーであるアラン・デイヴィーは、フェルナンド・ペルドモと共にいくつかの曲を共同で書いています。
アルバムにはこのほか、ストゥージズのギタリスト、ジェームズ・ウィリアムソンがブラウンの1968年の代表的ヒット曲「Fire」の新ヴァージョンに参加しており、ヴァニラ・ファッジのマーク・スタインとは「Zombie Yelp」をコラボレーションしています。