レーナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)の
ジョニー・ヴァン・ザント(Johnny Van Zant)によると、レーナード・スキナードは「来年あたり」にツアーから引退するようです。フロリダ・タイムズ・ユニオンのインタビューの中で、「来年かそこらで辞めることを検討している」「俺たちはツアーから引退するつもりなんだ」と話しています。
レーナード・スキナードは2018年より<Last of the Street Survivors Farewell Tour>と題したフェアウェル・ツアーを行い、2021年に新型コロナウイルスの影響で中断していたツアーを再開させた際には、まだ「さよならを言う準備ができていない」としてツアー名からフェアウェルが消えていました。
ではなぜ今回、ツアーからの引退を検討しているのか? 一番大きな要因は、創設メンバーのひとりであるギタリストの
ゲイリー・ロッシントン(Gary Rossington)の最近の健康状態でした。
ロッシントンは、2021年7月の緊急手術を含め、ここ数年の間に何度か心臓の手術を受けています。
ヴァン・ザントは、治療のおかげでロッシントンは良くなっているものの、彼が疲れないように配慮する必要があり、バンドが通常行っている2時間のライヴをフルで参加できるようにプレッシャーをかけることはないと断言しています。
「ミュージシャンが引退することはない、ただ公演を減らすだけだ。本当に寂しい。ファンと会えなくなるのは寂しいよ。たぶん、いつも何かしているよ。草刈りやゴミ出し、魚のつかみ取りくらいしかできないだろうけど...。俺はずっと働いてきたし、外に出て何かをするのが好きなんだ。音楽は好きだし、恵まれているけど、背を向けることは考えられない。曲が書ける限りは、絶対にそうしている」