ブライアン・イーノ(Brian Eno)は、17年ぶりのヴォーカル・アルバム『FOREVERANDEVERNOMORE』から新曲「We Let It In」公開。この曲のリリックビデオは日本時間9月7日22時に公開されます
リリックビデオ
アルバムは10月14日発売。
イーノがヴォーカルを担当したアルバムをリリースするのは2005年の『Another Day On Earth』以来。新作にはウエスト・ロンドンにあるプライベート・スタジオでレコーディングした全10曲を収録。
2021年8月に世界遺産であるギリシャのアクロポリスで行われた、11年ぶりのライヴ・パフォーマンスのために作曲した「There Were Bells」「Garden of Stars」のスタジオ録音と、環境問題への取り組みを目的にロンドンで開催中の展示会『BACK TO EARTH』のために制作したオーディオ作品から「Making Gardens Out of Silence」も収録されています。
「There Were Bells」のミュージックビデオ。ビデオは、2021年8月に弟のロジャー・イーノと共にアクロポリスで行ったコンサート映像を使用しています。この曲は、現在の気候の非常事態を意識させるもので、このテーマはアルバム全体を通して取り上げられています。コンサート当日のアテネは気温45度にまで昇り、周辺部では山火事も発生した状況に、イーノは「我々はここ、西洋文明の発祥の地にいますが、おそらくその終わりを目撃していると思いました」とコメントしています。
■『FOREVERANDEVERNOMORE』
1. Who Gives a Thought 2. We Let It In 3. Icarus or Blériot 4. Garden of Stars 5. Inclusion 6. There Were Bells 7. Sherry 8. I’m Hardly Me 9. These Small Noises 10. Making Gardens Out of Silence