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「イエロー・サブマリン音頭」「スナッキーで踊ろう」 異色の歌謡曲を特集したNHK『1オクターブ上の音楽会』見逃し配信実施中

2022/09/04 00:03掲載(Last Update:2022/09/04 00:06)
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NHK『レギュラー番組への道 1オクターブ上の音楽会』(c)NHK
NHK『レギュラー番組への道 1オクターブ上の音楽会』(c)NHK
一度聴いたら忘れられない異色の歌謡曲はなぜ生まれた!?  驚がくのメロディーと歌声、知られざる誕生秘話を2夜にわたって紹介する奇妙な音楽会、NHK総合『1オクターブ上の音楽会』。

9月3日(土)の第1夜で取り上げたのは、大瀧詠一がビートルズを大胆カヴァーした異色の音頭「イエロー・サブマリン音頭」と、演歌の巨匠・船村徹による伝説のナンバー「スナッキーで踊ろう」。

NHKプラスで見逃し配信が開始されています。

■『レギュラー番組への道 1オクターブ上の音楽会「スナッキーで踊ろう&大瀧詠一」』
NHK総合 2022年9月3日(土)午後11:30〜午前0:00 (30分)

演歌の巨匠とロック/ポップのレジェンド…それぞれが挑んだのは?

第1夜の1曲目は、「スナッキーで踊ろう」(1968年)。

作曲は、「王将」「風雪ながれ旅」「みだれ髪」などの演歌の名曲を手がけた巨匠・船村 徹。
きっかけは、ソーセージのCMソングの依頼。だが船村はなぜか、自らそのサウンドを「断末魔の声」と称する異色のロックを生み出した。独特すぎる高速舌回転唱法、誕生の秘密とは?

そしてスタジオでは、船村の弟子・海道はじめと、13歳でバックダンサーを務めた女優・吉沢京子が、フルバンドの演奏をバックにパフォーマンスを披露。今、伝説の「断末魔の声」がよみがえる!?

第1夜の2曲目は、アイドル的人気を誇った民謡歌手・金沢明子の「イエロー・サブマリン音頭」(1982年)。

ビートルズの名曲と日本の「音頭」を融合させたのは、ロック/ポップの巨匠・大瀧詠一。誕生のきっかけは、ラジオ番組に寄せられた1枚のハガキ──。大瀧がこの歌に込めたさまざまな仕掛けや遊び心を解き明かす。金沢明子がオリジナル音源で披露!

NHKプラス
配信期限 :9/10(土) 午後11:59 まで
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2022090306431

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●第2夜「時代が生んだ異色の名曲たち」
NHK総合 2022年9月10日(土)午後11:30〜午前0:00 (30分)

プロレス!ゴジラ! エンタメ業界が生んだ名曲の誕生秘話とは?

第2夜の1曲目は、藤波辰巳(現在は辰爾)の「マッチョ・ドラゴン」(1985年)。

当時、危機的状況を迎えていた「新日本プロレス」。立て直しを図る中、話題作りの一つとして持ち上がったのが、プロレス界のスーパースター・藤波が自ら歌う新たな入場テーマ曲の制作であった。メンバーには、日本屈指のヒットメーカー、作詞家・森雪之丞や編曲家・若草 恵が集結。
しかし、プロレスラー・蝶野正洋や妻・藤波伽織の証言から、当時の困惑ぶりが明らかに…。
デビュー50周年を記念して、ファンのために再びマイクを持つことを決意した藤波。
37年の時を超え、ドラゴンの“伝説のボーカル”がよみがえる!

第2夜の2曲目は、映画『ゴジラ対へドラ』の主題歌である麻里圭子「かえせ!太陽を」(1971年)。

「水銀、コバルト、カドミュウム、ナマリ、硫酸、オキシダン……」と化学物質の連呼から始まる衝撃的な歌詞を生み出したのは、メガホンを取った映画監督・坂野義光。
それまでのゴジラのイメージを覆す映像表現や主題歌によって構成された映画は、世界にも波紋を巻き起こす問題作となった。
公害が社会問題化していた時代。監督・坂野義光が映画と主題歌の歌詞に込めた思いとは!?
映画のヒロイン役・麻里圭子がステージに降臨!
テレビ初! 半世紀の時を超え、異色の主題歌を披露!

【司会】竹中直人

特集ページ:番組スタッフが語る注目ポイント
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=35429

番組ページ
https://www.nhk.jp/p/ts/RJ5G2XZ4N3/