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マイケル・ジャクソン DCコミックス『サンドマン』の実写作品で主演を希望していた 原作者語る

2022/08/31 15:02掲載
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Michael Jackson
Michael Jackson
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)は『ウィズ』『メン・イン・ブラック2』といった映画にも出演したことがありますが、90年代半ばにはDCコミックス『サンドマン(The Sandman)』の実写作品に主演したかったようです。同コミックの原作者ニール・ゲイマンが明らかにしています。

『サンドマン』は長年にわたって実写化が検討されていましたが、ようやくドラマ作品として正式に制作され、2022年8月よりNetflixで配信が開始されています。主人公のドリーム(別名モルフェウス)はトム・スターリッジが演じています。

ジョシュ・ホロウィッツのポッドキャスト『Happy Sad Confused』に出演したゲイマンは、90年代半ばに、ワーナー・ブラザーズ・スタジオの幹部から、マイケル・ジャクソンが主人公役で出演したいと言われたことがあると話しています。

ゲイマンによると、彼は90年代前半にワーナー・ブラザーズの重役リサ・ヘンソンと「コミックを書き始めたばかりで、気が散るからと『サンドマン』の映画を作らない」と合意したことがあったという。

しかし、90年代半ば、彼は別の重役とミーティングをしたところ、マイケル・ジャクソが参加したがっていると聞かされたという。

「1996年、僕はワーナー・ブラザーズに連れて行かれて、当時のワーナーの社長が僕を座らせて、マイケル・ジャクソンが前日に電話をかけてきて、『サンドマン』のモルフェウス役で出演できないかと尋ねてきたと言った。この作品には多くの人が興味を示しており、彼らはこの作品が至宝の1つであることを分かっていたんだ。僕は“おおっ”と思ったよ」

ゲイマンはマイケル・ジャクソンがこの役を引き受けることにあまり乗り気ではなかったようで、また彼は自分の好みに合わない映画化の企画にも、あまり乗り気ではないな態度を取り続けました。1998年には、ゲイマンが「本当にくだらない」と言った脚本をリークして映画を潰したことさえあります。