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ザック・ワイルドが選ぶ「俺の物語を語る10曲」

2022/08/30 18:29掲載
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Zakk Wylde
Zakk Wylde
ザック・ワイルド(Zakk Wylde)は、自分のストーリーを最もよく表している10曲「俺の物語を語る10曲」を選んでいます。英Metal Hammer企画

1. Ozzy Osbourne - Miracle Man (No Rest For The Wicked, 1988)

「俺の物語を語る10曲ということであれば、まず“Miracle Man”から始めなければならない。オジー(オズボーン)と一緒に書いた初めての曲だ。初めてラジオで聞いたときは、かなり興奮したよ。それまでレコードを作ったこともなければ、あんなに大きなスタジオに入ったこともなかったからね。

あのファースト・アルバムは、キース・オルセンとギターの音色について一緒に仕事をしたことで勉強になった。TNTのロニー・ル・テクロが“10,000 Lovers”でやったのを弾いていたら、彼が“クールだ、演奏を続けて、君からもその音が出るぞ”と言っていた。イギリスでは毎日レコーディングをして、The Wheatsheafというパブに行って、朝の11時くらいからジャムって飲んでた。かなり陽気な感じだったよ」



2. Ozzy Osbourne - Mama, I’m Coming Home (No More Tears, 1991)

「オジーと俺は、当時、俺の彼女(今の妻)とシェアしていた俺のアパートで“Mama I'm Coming Home”を作ったんだ。アパートのピアノに座って、その場で書いたんだけど、レコードに録音したら、全部ギターになっちゃったんだ。完成版を聴いて、“すごい!”と思ったのを覚えている。それからオジーのヴォーカルが信じられないくらい素晴らしい。彼はこのアルバムで素晴らしいヴォーカル・メロディーを手に入れた。“Time After Time”のハーモニーを聴いてみてくれ」



3. Pride & Glory - Losin’ Your Mind (Pride & Glory, 1994)



4. Zakk Wylde - Between Heaven And Hell (Book Of Shadows, 1996)



5. Black Label Society - A Spoke In The Wheel (Sonic Brew, 1998)

「初めて書いたブラック・レーベル・ソサイアティの曲は“A Spoke In The Wheel”だった。メロウな曲だよ。日本のホテルで『Book Of Shadows』のプロモーションをしているとき、部屋でエレキギターで作った。何年もかけてピアノに変えたんだけど、レコードではアコースティックとシングル・ヴォーカルだけになった。ブラック・レーベルは振り返ってみると、これがすべての始まりだった。

ブラック・レーベル・ソサエティーはすべてリフから始まり、それが曲の基礎になる。俺にとっての指針は、ブラック・サバス、レッド・ツェッペリン、クリーム、ディープ・パープル。“Smoke On The Water”や“Paranoid”、“Sunshine Of Your Love”のようなリフは、おそらく史上初のヘヴィメタルのリフだと思う。あれは俺にとってのリフモア山(※4人の大統領の頭像が刻まれているで知られるラシュモア山から)なんだ」



6. Black Label Society - Stillborn (The Blessed Hellride, 2003)



7. Black Label Society - In This River (Mafia, 2005)

「“In This River”についてクレイジーなのは、ダイム(ダイムバッグ・ダレル/パンテラ)が亡くなる前に書いていたことで、人生全般について歌っている。俺たちは毎晩、この曲をダイムに捧げていて、ヘッドライン・ライヴでも絶対に外さない。最近はダイムとヴィニー(ポール/パンテラ)に捧げてるんだけど、これもクレイジーだよ。最初にこの曲を書いたときは、二人ともまだ俺らと一緒だった。でも、いろいろなことが起こった後、これは彼の曲でなければならないと思ったんだ」



8. Generation Axe (live, 2016)

「おそらく、俺がこれまでに行った中で最も重要なコラボレーションは、ジェネレーション・アックスに参加したことだ。イングウェイ(マルムスティーン)、スティーヴ・ヴァイ、ヌーノ(ベッテンコート)、トーシン(アバシ)とのジャムセッションは、毎晩のように興奮しっぱなしだった。

特にイングヴェイとスティーヴは、音楽ビジネスにおける喜劇と悲劇を目の当たりにしてきたから、その恐ろしい話を聞くことができたよ。スティーヴはある晩、純粋な音楽ビジネス・コメディーとして、このプロジェクトを立ち上げてよかったとさえ言っていた。西部開拓時代のようだ。このメンバーで演奏するのは最高だよ」



9. Zakk Sabbath - Black Sabbath (Vertigo, 2020)

「Vertigoは、ブラック・サバスの最初のアルバムの50周年を祝うためのものだった。俺たちはザック・サバスとしてツアーに出たんだけど、そうすると、それがどれだけ感動的なものなのかがよくわかった。あのアルバム全体を再録したことで、ブラック・サバスがヘヴィ・メタル界のビートルズであることを再確認したんだ。

そのアルバムの50周年記念日に、ブラック・サバスの故郷であるバーミンガムで演奏して、“Supernaut”で幕を開けたこともある。この曲には2つのリフがあるんだけど、本当に驚異的なんだ。アイオミはリフにおけるレノン、マッカートニー、バッハ、ベートーベンのような存在だよ」



10. Black Label Society - Farewell Ballad (Doom Crew Inc., 2021)



詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.loudersound.com/features/zakk-wylde-picks-the-10-songs-that-have-defined-his-career