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元デペッシュ・モードのアラン・ワイルダー=リコイル 長らく廃盤となっていたアルバムがリイシュー決定

2022/08/10 17:50掲載
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Alan Wilder
Alan Wilder
デペッシュ・モード(Depeche Mode)での活躍でも知られるアラン・ワイルダー(Alan Wilder)のプロジェクト、リコイル(Recoil)。長らく廃盤となっていたアルバムのリイシューが決定。第1弾は『Unsound Methods』(1997年)、『Liquid』(2000年)、『subHuman』(2007年)という後期アルバム3タイトルで、2枚組カラーヴァイナルとCDでリリースされる予定です。海外で10月7日発売。リイシュー元はMute。

カラーヴァイナルの色はそれぞれ異なり、透明グリーン/クリア、シルバー、キュラソーブルーで発売される予定です。

最初の3枚のアルバムである『1+2』(1986年)、『Hydrology』(1988年)、『Bloodline』(1992年) は、後日のリリースに向けて現在リマスター中です。

アラン・ワイルダーは声明で今回のリイシューについてこう話しています。

「多くのファンからの問い合わせで、リコイルのいくつかの作品がしばらく在庫切れになっていたことに気づいた。このリリースはコンプリーティスト(お気に入りのミュージシャンの作品などを全て収集したがる人)にとって歓迎すべきものだと確信しているよ。

長年、リコイルのアルバムをフルで聴いていなかったので、新しいテストプレス盤をじっくりと聴き込む必要があった。もう一度すべてに集中しなければならなかった。新鮮な耳で作品を聴くことは驚きと喜びに満ちた冒険であり、当時忘れていた、あるいは十分に理解していなかったディテールを、おそらく初めてきちんと体験することができた。

技術的な面では、クロスフェードの一部が、スタジオ制作のマスターを作る際に事前に準備されたものではなく、オリジナルカットでライブで作られたことが明らかになったため、このリイシューのために再現する必要があった(おそらくこれは、トランスファーの世代数を減らすためだったのでしょう)。また、アートワークのレーベル・コピーにいくつか誤りがあることが判明したので、これも修正した。オタクにはたまらないはず。この新ヴァージョンは、アナログレコードの決定版と言えるだろうね」