オリビア・ニュートン=ジョン(Olivia Newton-John)が死去。夫のジョン・イースタリングが明らかにしています。73歳でした。
以下、オリビアのFacebookページで発表されたジョン・イースタリングの声明より
「デイム・オリビア・ニュートン=ジョン(73歳)は、今朝、南カリフォルニアの牧場で家族や友人に囲まれ、安らかに息を引き取りました。この大変困難な時期に、皆様にはご家族のプライバシーを尊重していただくようお願いいたします。
オリビアは、30年以上にわたり、乳がんとの闘いを通して、勝利と希望のシンボルとなってきました。 彼女の癒しのインスピレーションと植物療法の先駆的な経験は、植物療法と癌の研究を目的としたオリビア・ニュートン=ジョン財団の基金として引き継がれています。花に代えて、彼女の思い出をオリビア・ニュートン・ジョン財団基金(ONJFoundationFund.org)に寄付してくださいますようお願いいたします」
オリビア・ニュートン=ジョンは1948年、英ケンブリッジ生まれ。1953年に父の大学赴任でオーストラリアに移住。友人らと音楽活動を始め、14歳の時に出場したコンテストをきっかけに1971年に歌手デビュー。透明感のある伸びやかな歌声が特徴で、「そよ風の誘惑」「愛の告白」「フィジカル」などのヒット曲を次々と発表。グラミー賞を4度受賞した。1978年に大ヒットした映画『グリース』でジョン・トラボルタと共演し、大きな話題となった。1979年に英エリザベス女王から勲功賞を受ける。また日本の音楽文化の発展と友好親善に貢献したとして、2021年秋には旭日小綬章を受章した。90年代には乳がんと診断、30年以上にわたって闘病し、早期発見の重要性を訴える啓発活動なども行っていた。