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四人囃子のキーボーディスト、坂下秀実が死去

2022/08/01 21:13掲載(Last Update:2022/08/01 21:24)
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坂下秀実
坂下秀実
日本を代表するプログレッシブ・ロック・バンド、四人囃子のキーボーディストである坂下秀実が死去。四人囃子の公式サイト/Facebookページで発表されています。

以下、四人囃子の公式Facebookページより

【訃報】
かねてより療養中でありました四人囃子のキーボード、坂下秀実が7月31日に永眠いたしました。
2年前の不慮の事故のあと、再び皆様の前で演奏することを目指してリハビリを続けてまいりましたが、残念ながらその願いも叶わず旅立ってしまいました。
これまでの長い間、坂下秀実とともに音楽活動を行っていただきましたミュージシャンとスタッフの皆様、坂下秀実の演奏と音楽を聴いていただきました皆様、そして回復を祈っていただきました皆様には深く御礼申し上げます。
坂下秀実が残した音楽がこれからも皆様に聴き続けていただけることを、また、坂下秀実が皆様の心の中に生き続けることを願ってます



公式サイト
http://www.4nin.com/


1969年、森園勝敏(ギター、ヴォーカル)と岡井大二(ドラムス)が高校在学時に出会い、彼らと中村真一(ベース) を加えた「ザ・サンニン」として活動を開始。その後、坂下秀実が加入し「四人囃子」としての活動を始める。1974年に東宝レコードからアルバム『一触即発』を発売し、メジャー・デビューを果たす。当時日本には珍しかった本格的プログレッシヴ・ロックを演奏するバンドとして、その緻密な構成カと卓越したテクニックは当時の音楽シーンを驚愕させ、日本のロック名盤の一つとして国内外から高い評価を得ている。

1975年、中村真一脱退後、佐久間正英が加入。森園勝敏の脱退後、1977年佐藤満が加入し、ポップ・ロック、ニュー・ウェーブやテクノといった同時代的なサウンドも取り入れた。1979年、活動休止。90年代以降、四人囃子はしばしば再結成している