ロバート・グラスパー(Robert Glasper)は、ジャマイカン-アメリカンのサックス奏者でマルチ・インストゥルメンタリストの
マセーゴ(Masego)をフィーチャーした新曲「All Masks」を公開。
グラスパーはこの曲について、こう話しています。
「シンプルな笑顔が誰かの一日を変えるのに、ちょっとした仕草が拭い去られたのは、みんなマスクをつけなければならなかったからだ」
「この曲はシンプルで、COVIDのために笑顔が奪われてしまったという事実を歌っている。誰かを見て、微笑んだり、にっこりしたりするという、とてもシンプルなことがなくなってしまったのだ。今回のように、ある時点から世界中で笑顔が奪われることがおこるなんて誰が想像できただろう。多くの人間関係というのはそうやって笑顔や微笑みから始まっている。何気ない笑顔は、誰かの一日を明るくする贈り物であり、誰かの一日を変えるものだったのに、その小さな小さな仕草は、みんながマスクをつけなければならないために、拭い去られてしまった。だから、みんながマスクをつけている真っ最中にこの曲を書いたんだ」