Julian Lennon (c) Robert Ascroft
ジュリアン・レノン(Julian Lennon) は2020年、正式に“ジョン・チャールズ・ジュリアン・レノン”から“ジュリアン・チャールズ・ジョン・レノン”に改名しました。ジュリアンは出演したポッドキャスト『Word in Your Ear』の中で、改名した理由を説明しています。常にジョン・レノンと呼ばれることがいかに影響を与えたかを率直に語っています。
「2020年、みんなが(パンデミックのために)檻の中に閉じ込められる直前、僕はついに法的にデフォルトで名前を変えることにしたんだ。もともと僕の名前はジョン・チャールズ・ジュリアン・レノンなんだけど、旅行するときや警備会社やあれやこれやのくだらないことに付き合わなければならなかったからなんだ。
特に搭乗券などで自分の名前が呼ばれるときはいつも、ファーストネームしか使われないから、いつも“ジョン・レノン、ジョン・レノン”になってしまうんだよ。
だから、そういうことが起こるのではないかと、不安になってしまっていたんだ。いつもジョークが飛び交うんだけど、ほとんどの場合、僕のことを人々は知らないからね。僕はいつもジュリアンとして知られているので、(ジョンと呼ばれることが)自分であるように感じられないんだ。だから、2020年に“そうだ、今の自分になろう。これで終わりだ、変化の時だ”と決心したんだ」
「両親の遺志と願いは尊重したい。僕がやったのは“ジョン”と“ジュリアン”を入れ替えただけだから、僕はジュリアン・チャールズ・ジョン・レノンなんだ。それだけなんだけど、僕にとっては全く別の世界なんだ、本当にね。恥じているわけでも、軽蔑しているわけでもない。僕は僕でいる必要があったんだ。最終的にジュリアンとして聴いてもらう必要があった。これはジュリアンがやることであって、“ジョンの息子”ではないんだ。それが僕の道のりの一部だったし、...僕にとっては理にかなっていたんだ」
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