米国の芸能分野で多大な功績を残した人々に贈られる<ケネディ・センター名誉賞>。第45回の受賞者が発表されています。
U2、
グラディス・ナイト(Gladys Knight)、俳優・映画監督のジョージ・クルーニー、“クリスチャン・ポップの女王”エイミー・グラント、作曲家タニア・レオンの計5組。授賞式は12月4日にワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで行われ、後日に米CBSで放送される予定です。
U2は声明で次のように述べています。
「1980年12月、僕たちは大西洋を渡り、初めてアメリカを旅した。最初のライヴはニューヨークのリッツで、2回目はD.C.のThe Bayou だった。当時、僕たちは大きな夢を持っていて、アメリカはアイルランドに微笑んでいるという自国の通説に後押しされていた。そして、それはまたしても真実であることがわかった。40年後の今、この国の最も偉大な栄誉のひとつ受けるために再び招待されるとは、夢にも思っていなかった......。この国、この国の人々、この国の芸術家、この国の文化に対する40年にわたる愛着があります。僕たちはアメリカを故郷のように思っていますし、ケネディ・センター名誉賞が僕たちをこの素晴らしいアーティストたちのファミリーに迎え入れてくれたことにとても感謝しています」
グラディス・ナイトは声明で次のように述べています。
「過去から現在に至るまで、このような名誉ある人々の中に入れていただき、言葉では表せないほど恐縮しています。このようなステージで、このようなアーティストや人道主義者と一緒に栄誉を受けることになるとは、キャリアをスタートさせたばかりの若い女の子だった私には、とても考えられなかったことです。夢の中の夢だったでしょう。私はこれまで多くのことに恵まれてきましたが、今回の受賞は、その中でも特に大きなものです。ケネディ・センター名誉賞を受賞したことは、私のキャリアの中でもハイライトの一つです。私は、ファン、家族、友人、チーム、そして信仰とともに、このような素晴らしい栄誉を受け止めるためにここに立っています。私がこのような素晴らしい祝福を受けることができるように道を切り開いてくれたすべての人々に捧げます。ケネディセンターの芸術に対するコミットメントは比類のないものであり、この瞬間にとても感謝しています」