マイルス・デイヴィス(Miles Davis)との共演などで知られるジャズ・フュージョン・ベーシストであり、また自身がヴォーカルを務めたR&B/ソウル・ヒットなどでも知られる
マイケル・ヘンダーソン(Michael Henderson)が死去。ヘンダーソンのSNSで明らかにされています。71歳でした。
以下、声明より
「シンガー、ソングライター、ベース・イノベーター、音楽プロデューサー、父と息子のマイケル・ヘンダーソンは、今日ジョージア州アトランタの自宅で家族や愛する人たちに囲まれ、穏やかにその生涯を閉じました...彼の心と魂に祝福を...彼は多くの人の人生に触れ、多くのライブコンサート、音楽録音、ソーシャルメディア、インタビュー、そして彼が愛してやまなかったツアーを通してその愛に応えました...マイケル・ヘンダーソンの“セレブレーション・オブ・ライフ”に関する詳細は随時お伝えしていきます」
soultracksによると、ヘンダーソンは2週間前に明らかにされていない病気でアトランタのエモリー大学病院に入院していました。
マイケル・ヘンダーソンは米ミシシッピ州ヤズー・シティ生まれ。
ヘンダーソンは、1970年代のエレクトリック・ジャズで最初に頭角を現したベーシストのひとり。1970年代にマイルス・デイヴィスと共演したことで知られ、初期のフュージョン・アルバム『Jack Johnson』(1971)、『Live-Evil』(1971)、『Agharta』(1975)で演奏した。
そのキャリアを通じて、マーヴィン・ゲイ、アレサ・フランクリン、スティーヴィー・ワンダー、ドラマティックス、ドクター・ジョンなど多くのミュージシャンと共演した。
また自身がヴォーカルを務めたR&B/ソウルヒットなどでも知られ、1976年にノーマン・コナーズが制作した「You Are My Starship」などでチャートを賑わせた。
1976年の『Solid』を皮切りにソロアルバムも多数発表した。最後のソロ・アルバムは1986年の『Bedtime Stores』だった。