ハッピー・マンデーズのベーシスト　ポール・ライダー死去、ショーン・ライダーの弟

ハッピー・マンデーズ（Happy Mondays）のベーシストで、ヴォーカルのショーン・ライダーの弟であるポール・ライダーが死去。バンドのSNSで明らかにされています。死因は明らかにされていません。58歳でした。

以下、ハッピー・マンデーズの声明より

「ライダーの家族とハッピー・マンデーズのバンドメンバーは、ポール・ライダーが今朝亡くなったことに深い悲しみと衝撃を受けています。

真のパイオニアであり、レジェンドでした。彼は永遠に惜しまれることでしょう。

今は関係者のプライバシーを尊重していただき、感謝しています。

彼のファンクに万歳」



ポール・ライダーは1964年にサルフォードで生まれる。独学でギターを習得した。1980年、兄のショーン・ライダーらと共にハッピー・マンデーズを結成。セカンドアルバム『Bummed』で小さな成功を収めた後、1990年にリリースしたアルバム『Pills 'n' Thrills and Bellyaches』が大ヒット、「Step On」と「Kinky Afro」といったシングル・ヒットも生まれ、マッドチェスター・ムーブメントの中心バンドとして活躍した。

ハッピー・マンデーズは1993年に解散するが、1999年に再結成。その後、ポールは兄との関係が悪くなり、2001年にバンドを脱退する。ポールは2004年の再結成には参加しなかったが、2012年からの再結成には参加。ハッピー・マンデーズは現在に至るまでツアーを続けている。