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ロバート・フリップ「キング・クリムゾンのツアーが第三次世界大戦を防ぐ唯一の方法だったらやるだろう」

2022/07/15 15:53掲載
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Robert Fripp
Robert Fripp
キング・クリムゾン(King Crimson)がライヴ活動を再開するためには何が必要なのでしょうか? ロバート・フリップ(Robert Fripp)は、米ローリングストーン誌のインタビューの中で、「キング・クリムゾンが再び大規模なツアーに出るには何が必要か?と問われれば、私は即座にこう答える。“もし、キング・クリムゾンのツアーが第三次世界大戦を防ぐ唯一の方法だと確信が持てたら、電話をかけるだろうね”」と話しています。インタビュアーが「それは高いハードルですね」と言うと、「そうだね。あなたの国には、そのハードルが近づいていると言うコメンテーターもいるんだよ」とも付け加えています。

フリップはクリムゾンが再びステージに立つかどうかは「全く予定はない」と言っています。「関係者の年齢という現実を見なければならない。僕らのうち2人は76歳で、まもなく3人がそうなる。だから、3時間20分の公演を8週間続けてやるのは大変なことなんです。演奏者としての準備には半年かかる。僕にとってキング・クリムゾンのギターパートは、ギター演奏のオリンピックなんです。40年、50年前にやっていたようなスポーツのようなことを要求されるのは、やはり大変なことだよ」

フリップは、彼の妻トーヤ・ウィルコックス(Toyah Willcox)と共に2020年4月から毎週日曜日に公開している夫婦漫才/映像シリーズ「Toyah & Fripp's Sunday Lunch」のツアーを2023年に行う予定です。インタビューによると、このツアーではトーヤのバンドにフリップが加わり、2人はその独特なショーをツアーでも行う予定です。ツアーにかかる高い費用と労働ビザのため、このツアーは英国に限定されるそうです。