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グロテスクなデスメタル楽曲を子猫への賛歌に生まれ変わった歌詞でカヴァーしたパフォーマンス映像が話題に

2022/07/07 16:56掲載
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cat - Animals Playing Musical Instruments as People
cat - Animals Playing Musical Instruments as People
人間の生け贄をグロテスクに描いたデスメタル楽曲を、韻とリズムはオリジナルとほぼ同じままに、子猫と猫を飼うことへの賛歌に生まれ変わった歌詞でカヴァーしたパフォーマンス映像が話題に。

オリジナルは、スウェーデンのBloodbathが2004年に発表した「Eaten」で、ドイツのミュージシャン/ユーチューバーのPhilipp Strohが、自身が新たに書いた歌詞でカヴァーしています。

このカヴァー・ヴァージョン「Eaten (but it's about kittens)」では、同じヴォーカルパターンを使って、たとえ子猫が愛情を返してくれなくても、子猫が与えてくれる喜びを表現しています。

Philipp Strohは、このカヴァーについてこう説明しています。

「Bloodbathの “Eaten” のヴォーカルカヴァーだ。でも、もっと楽しくするために、オリジナルと同じような韻とリズムで、自分で歌詞を書くことにした。そこで“eaten”に似た響きを持つ単語を考えた。それで“kittens(子猫)”が思い浮かんだんだ。バカバカしいから、うまくいった。子猫が嫌いな人なんていないでしょ? デスメタルとかわいい動物のミックスが好きなんだ」

■「Eaten (but it's about kittens)」歌詞

「俺は、ひとつの願望を抱いていた。
幼い頃から
俺の手をなめてもらいたい
ざらざらした舌で
黒い大きな丸が
君のかわいい瞳に
君のためなら大目に見るよ
ネズミを殺しても

元気出せよ、俺の相棒
背中を丸めて、俺の心に触れてくれ
ソファーをひっかいて、土を運んできてくれ。
水と、デザートにミルクを飲んでくれ

子猫たち
俺の望みはただ一つ
俺の唯一の願いは
子猫を飼うこと
長生きすればするほど
毛皮に触れたいんだ
子猫たち
何でもするから
子猫たち

やっと見つけた
僕の個人的なトラ
ノートパソコンの上に座っている
君は俺の人生を明るくしている
俺を早く目覚めさせて
必要なんだ
君が倒れるとき、俺は知っている
君は自分の足で着地する

俺を見下す
前足で俺を殴る
俺を無視する
俺はまだ死ぬほど君を愛している」