複数の海外メディアは、
モトリー・クルー(Mötley Crüe)の
ヴィンス・ニール(Vince Neil)が最近のコンサートでテレプロンプター(歌詞などをモニターに表示させる機器)を使用していることを指摘する報道をしていますが、これに対して、
ストライパー(Stryper)の
マイケル・スウィート(Michael Sweet)は「なぜこれがニュースなの?」「勘弁してやれよ」「誰が気にするの?」と反論しています。
7月5日に行われたモトリー・クルーのセントルイス公演で、ステージ上でテレプロンプターを使用している様子が捉えられた映像がYouTubeに投稿されたことで、複数の海外メディアは、ニールが歌詞を思い出させるためにスクリーンに頼っているらしい、と報じています。
これに対して、マイケル・スウィートはSNSにこう投稿しています。
「“ビッグ”ニュースなので言いにくいんだけど、俺たちと同年代(あるいはそれに近い世代)のアーティストの多くは、何らかのテレプロンプターを使用している。あるいは歌詞カードとか。俺は2008年にボストンでやったとき、テレプロンプターを使った。
今は、歌詞によってはiPadを使っている。80年代初頭までさかのぼる膨大なカタログを持っている(そして少し年を取っている)場合、すべての曲の歌詞を覚えているのはかなり不可能なことなんだ。なぜ、これがニュースなの? 勘弁してやれよ。むしろ彼を叩くことができるように、歌詞を忘れた方がいいのかい?
これだけは言っておくけど、ヴィンス・ニールは(パフォーマンス面で)ここしばらくで一番良かった。彼は明らかに一生懸命働いていて、それが表れていると思う。テレプロンプターだけど、誰が本当に気にするの?
もう、いいじゃないか」