Pattie Boyd: My Life in Pictures
ジョージ・ハリスン(George Harrison)と
エリック・クラプトン(Eric Clapton)の元妻で、モデル・写真家として知られる
パティ・ボイド(Pattie Boyd)。20世紀を代表するミューズのひとりである彼女の写真、手紙、日記などを掲載したビジュアル本『Pattie Boyd: My Life in Pictures』が海外で12月20日発売予定。出版元は Reel Art Press。
パティ・ボイドは、1960年代から70年代にかけて、ロンドンの音楽とポップカルチャーの中心的存在でした。ハリスンの「Something」や、クラプトンの「Layla」「Wonderful Tonight」にインスピレーションを与えたことでも知られています。
ボイドはハリソンとの結婚を機に写真への情熱を高め、2人の生活やクラプトンとの再婚生活を記録しました。2人との結婚生活の一部だけでなく、ツイッギー、デヴィッド・ベイリー、ミック・ジャガー、ビリー・プレストン、ビートルズといった親しい友人や同世代の人々も記録しています。
本書には、300点以上の写真やアート作品が掲載されており、ボイドの個人的なアーカイブが初めて完全公開されます。
ボイドのアーカイブには、彼女の結婚生活や、ジョン・レノンとオノ・ヨーコを含む友人からの手紙も含まれています。また、ボイドが語ったエピソードや回想録も収録されています。
さらに、日記や工芸品、美術品も含まれており、特に有名なのは、画家のエミール・フランセンが描いた
デレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek and the Dominos)『Layla and Other Assorted Love Songs(邦題:いとしのレイラ)』のアルバム・ジャケットに使われた絵画「花束を持つ少女(La Jeune Fille au Bouquet)」です。
本書にはまた、『ヴォーグ』や『ヴァニティ・フェア』などで活躍した初期のモデル時代の写真を多数収録されています。さらにデヴィッド・ベイリー、エリック・スウェイン、テレンス・ドノヴァン、ロバート・フリーマン、ロバート・ウィテカーなど、20世紀を代表する写真家が撮影したボイドのポートレートや写真も収録されています。