デヴィッド・バーン(David Byrne)がお気に入りの音楽を毎月テーマを決めて紹介するプレイリスト企画『David Byrne Presents』。7月のテーマは「ジャマイカン・ダブ」。
「ジャマイカン・ダブはヒップホップのルーツなのだろうか? サウンドシステムのオペレーターはインストゥルメンタル・ヴァージョンのトラックをリクエストし、それに合わせて人々が踊れるかどうかを確認したものだった。当然、DJはマイクを持ち、これからかける曲を紹介する。これが自然に“トースティング”へと発展し、インストゥルメンタルのバッキングトラック上で声を出して励ましたり、韻を踏んだりするようになるのでしょう。言うまでもなく、ブルックリンとブロンクスにはたくさんのジャマイカ人がいた」