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『日本沈没』や『ゴジラ』シリーズなど 特技監督の中野昭慶が死去

2022/07/05 20:21掲載(Last Update:2022/07/06 01:29)
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特技監督 中野昭慶
特技監督 中野昭慶
映画『日本沈没』(1973年)や映画『ゴジラ』シリーズなどの特撮を担当した特技監督の中野昭慶が6月27日、敗血症のため死去。86歳でした。

中野昭慶は、1935年満州(現在の中国・丹東)生まれ。日本大学芸術学部卒業。1959年東宝砧撮影所に演出助手として入社するも、円谷英二に見い出され、1962年より師事。1969年には『クレージーの大爆発』の特殊技術でデビューし、『日本沈没』(73年)で特技監督に昇進する。以後、東宝特撮路線の主軸となって『ゴジラ』シリーズ、破壊スペクタクル、戦記作品に腕を振るう一方、数々のテーマパーク映像演出にも参加した。