ブライアン・ウィルソン/約束の旅路 (c)2021TEXAS PET SOUNDS PRODUCTIONS, LLC
ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson) の新しいドキュメンタリー映画『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路(原題:Brian Wilson: Long Promised Road)』。日本版予告編映像が公開されています。日本では8月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開されます。
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この映画の中心となるのは、ブライアンと、米ローリングストーン誌のベテラン編集者で過去に何度もブライアンにインタビューしているジェイソン・ファインのロング・ドライブ。2人は、ブライアンの幼少期の家や『Surfin' Surfari』のジャケット写真が撮影されたパラダイス・コーブなど、ブライアンと
ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys) の歴史の中で重要な場所を訪れ、ブライアンはリラックスした中で自身の人生や考えなどを語っています。映画ではブライアンの新たな一面をロードトリップの手法を用いて紹介しています。
この映画のために、2人は70時間以上の撮影を行い、さらに未公開の貴重なホームビデオーやアーカイブ映像、写真、コンサート、スタジオ、インタビュー映像なども収録されています。
監督のブレント・ウィルソン(血縁関係はなし)はもともと、通常のインタビューを軸に映画作りを試みたものの、うまくいかなかったという。ブレントは「彼はインタビューされることが嫌いだったし、彼はすでに何百万回も質問に答えている。互いとって苦痛の20分だった」と言い、「これでは映画はできない」と考えた結果、ブレントはミュージシャンとインタビュアーがロサンゼルスの周りをドライブしながら会話するという記事を思い出し、ブライアンのマネージャーに企画を提案。マネージャーから、ブライアンと良好な関係を築いているジェイソン・ファインを勧められ、この映画の企画が本格的に動きだします。
映画では
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen) 、
エルトン・ジョン(Elton John) 、
ジム・ジェイムズ(Jim James) 、フー・ファイターズの
テイラー・ホーキンス(Taylor Hawkins) 、ニック・ジョナス、
ジェイコブ・ディラン(Jakob Dylan) 、アル・ジャーディン、ドン・ウォズらもインタビューに答えています。
映画の製作総指揮は、ブライアン・ウィルソン、メリンダ・ウィルソン、ジェイソン・ファインが務め、ジーン・シーバースが共同プロデューサーを務めます。
本作は2021年6月のトライベッカ映画祭でワールド・プレミアされ、同年11月には米国の劇場およびストリーミングサービスでリリースされています。
この映画のサウンドトラック・アルバムはYouTubeほかで聴けます。この映画のためにブライアンが
マイ・モーニング・ジャケット(My Morning Jacket) の
ジム・ジェイムズ(Jim James) と共作したオリジナル新曲「Right Where I Belong」を含め、ブライアンの楽曲を収録しています。
新曲「Right Where I Belong」についてブライアンは「(監督の)ブレント(ウィルソン)と(インタビュアーの)ジェイソン(ファイン)からこの映画のために曲を作ってほしいと言われたときは感激しました。ジムと一緒に曲を作るのはとても楽しかったです。彼は完璧なコラボレーターでした」とコメントしています。
またジム・ジェイムズは以下のようにコメントしています。
「僕の心と魂の中で、ブライアン・ウィルソンの音楽は常に神聖な重要性を持っている。人生の最大の勝利を祝うときにはいつも僕のそばにいてくれ、また、最も暗い時期にも僕を支えてくれた。彼の精神と人生の物語は、僕たち全員に、決してあきらめないこと、そして僕たち独自の創造的な魂の精神に常に耳を傾け、敬意を払うことを教えてくれました。だからこそ、ブライアンの人生を描いたこの素晴らしい映画のために新曲を制作し、彼とコラボレーションできたことは、本当に光栄なことでした」
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以下は以前に公開された映像
特報映像
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本編クリップ映像
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本編クリップ映像
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本編クリップ映像
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トレーラー映像
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本編クリップ映像
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■『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』
2022年8月12日(金) TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開
【INTRODUCTION】
「サーフィン・U.S.A.」「グッド・バイブレーション」「神のみぞ知る」、そして名盤『ペット・サウンズ』『スマイル』。他の追随を許さない、聴く者の心を撃ち抜く歌唱と旋律の美しさ。音楽の神に愛された「ビーチ・ボーイズ」の創設メンバー、ブライアン・ウィルソン。その輝かしすぎる栄光の日々の半面、稀代の天才ソングライターが抱えていた、哀しくも壮絶な真実ー。人生の喜びと悲しみを振り返り、秘められた想いが今、「天才」自身の言葉によってつむがれる。
元ローリング・ストーン誌のベテラン編集者のジェイソン・ファインとともに、幼少期に過ごした家や「サーフィン・サファリ」のジャケット写真が撮影されたパラダイス・コーブなど、ゆかりの西海岸の街をめぐっていく。ホームビデオやレコーディング風景などの貴重なアーカイブ映像とともに、3年間で70時間以上にわたるインタビュー撮影で語られるのは、身を削ってもたどり着けない領域を目指すがためプレッシャーに苛まれ陥った薬物中毒、自由と金銭を奪われ続けた精神科医との関係、そして亡くなってしまったかけがえのない兄弟への確執と愛情。それでもブライアンには音楽があった。音楽が彼を世に導き、最悪の環境から救い出した。そして、家族とともに人間的な復活を遂げた。
音楽界の著名人がビーチ・ボーイズへの愛を語り、この映画のためにジム・ジェームス(マイ・モーニング・ジャケット)と共作した新曲「Right Where I Belong」や、ジミー・ロジャーズの《Honeycomb》やブライアン自身による《ロング・プロミスト・ロード》をはじめとする名曲をカヴァーする様子が映し出される。波乱万丈な人生を送り、生きる喜びをシンプルに表現し続けた、ブライアンの軌跡を辿る旅路の果てに見えた素顔とは?
監督:ブレント・ウィルソン 製作:ティム・ヘディントン、テリサ・スティール・ペイジ、ブレント・ウィルソン
出演:ブライアン・ウィルソン、ジェイソン・ファイン、ブルース・スプリングスティーン、エルトン・ジョン、ニック・ジョナス、リンダ・ペリー、ドン・ウォズ、ジェイコブ・ディラン、テイラー・ホーキンス、グスターボ・ドゥダメル、アル・ジャーディン、ジム・ジェームス、ボブ・ゴーディオ
2021年/アメリカ/英語/93分/原題:Brian Wilson: Long Promised Road/字幕監修:萩原健太
配給:パルコ ユニバーサル映画 宣伝:ポイント・セット
(c)2021TEXAS PET SOUNDS PRODUCTIONS, LLC