モトリー・クルー(Mötley Crüe)の
ヴィンス・ニール(Vince Neil)と
トミー・リー(Tommy Lee)は、米国で6月26日に米ケーブルテレビReelzで放送された新しいドキュメンタリー『Motley Crue's Vince Neil: My Story』の中で、80年代にサンセットストリップから少し離れたハリウッドのマンションに一緒に住んでいた頃を振り返っています。警察が何度も蹴破ったからガタガタだったドアがデイヴィッド・リー・ロスの頭上に落ちたことや、ゴミを出さなかったから“G”だらけだったと話しています。
ヴィンスはこう語っています。
「俺たちは(サンセットストリップのナイトクラブ)Whisky a Go Goで演奏して、“みんな、俺たちの家に飲みに来てくれ!”と言って、まるで、ハーメルンの笛吹きのように200人をこの通りからマンションまで連れて行くんだ。
そのマンションには1年弱住んでいたけど、警察が何度もドアを蹴破ったんで、もう蝶番がない状態だったんだ。段ボールの破片を突っ込んでドアを閉めるしかなかったんだよ!
モトリー・ファンからデイヴィッド・リー・ロス、デフ・レパードのメンバー、スコーピオンズまで、さまざまな人が集まっていた。ロックンロールのエリートも、変なやつも、普通のやつもね」
そのガタガタのドアについてヴィンスは「誰かがドアを叩いたとき、コカインを吸っていたデイヴィッド・リー・ロスの頭の上にドアが落ちてきたこともあった」とも付け加えています。
ヴィンスはまた「食べ物は、持って来てくれる女の子がいなければ、何もなかったんだ。でも大丈夫、一人の女の子と付き合い終わると窓からいなくなって、別の女の子がドアから入ってきたからね」とも話しています。
しかし、アパートに出入りしていたのは女性だけではありませんでした。トミー・リーは、黒い“G”の思い出について語っています。どうやら、2人はほとんどゴミを出さなかったようで、裏の小さなパティオ(中庭)に溜まったゴミの山は、あっという間にゴキブリ天国になってしまったようです。
「ゴミを出さなかったから、ゴキブリだらけだった。ゴミが出たら、引き戸を開けて、裏の小さなパティオにゴミ袋を投げ捨てていたんだ。ゴミが山積みになって、保健所から注意されたこともあったよ」