「アメリカ随一のレコード生産施設」　Mobile FidelityとMusic Directの新しいレコードプレス工場が2023年オープン

米ビルボード誌によると、「アメリカ随一のレコード生産施設」を目指すという、新しいレコードプレス工場がカリフォルニア州オックスナードに建設予定。

世界のオーディオ・マニアたちが絶大な支持を寄せるリイシュー・レーベル、米モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ（Mobile Fidelity Sound Lab／MoFi）社とその親会社であるMusic Directの協力のもと、昨今の需要の急激な高まりに対応するためにレコード業界にとって切実に必要な追加設備が登場することになります。

この工場は、MoFiとMusic Direct社のジム・デイヴィス、そしてレコードエンジニアのRickとEdward Hashimotoのパートナーシップによるもので、「アメリカ随一のレコード生産施設」になることを謳っています。

プレスリリースによると、ナッシュビルのRecord Pressing Machines社から8台のプレス機を導入し、当初は年間200万枚のプレス生産を目指し、「量より質」を徹底して追求するとのことです。生産能力の向上により、MoFiは「私たちがよく知る定番のクラシック・ロックやジャズだけではないレコードを発行できるようになる」とデイヴィスはビルボードに語っています。2023年のオープンを予定しています。