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米国では6人に1人の親が自分の子供にドラムを習わせたいと考えている

2022/06/23 14:04掲載
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Kid Plays Drums With His Dad
Kid Plays Drums With His Dad
米国では、6人に1人の親が、自分の子供にドラムを習わせたいと考えているという。ギター・センターの委託によりOnePollが実施した調査によると、現在、親になっている人、これから親になろうとする人のうち、82%が自分の子供が楽器を習うことは重要だと考えており、最も人気があるのはピアノ(18%)、ドラム(17%)、バイオリン(16%)でした。一方、子供が実際に習いたいと思う楽器のトップは、親によるとエレキギター(22%)でした。

この調査は、少なくとも1つの楽器を演奏したことがある1,200人を含む2,000人のアメリカ人に、音楽教育の重要性について意見を求めたものです。

親たちによると、47%の子供がすでにレッスンを受けている一方で、学校のバンドや音楽プログラムに参加しているのは39%に過ぎないということがわかりました。

この調査によると、楽器を演奏できるアメリカ人は4人に1人(24%)ですが、17%の人はパンデミックの間に楽器を再開し、13%はピアノを学ぶことに興味があるようです。音楽経験のある人のうち、37%は現在何も演奏しておらず、好きな楽器をあきらめた可能性が示唆されています。一方、音楽経験のある回答者の39%は、グループに所属したことがなく、以下、合唱団(26%)、ガレージバンド(24%)、コンサートバンド(24%)の順でした。興味深いことに、楽器を手にしたことがない回答者の4人に1人は、なぜ楽器を習わなかったのかわからないと答えています。

また、26%の人が学校で音楽教育を奨励すべきと考えており、さらに29%の人が必須または優先させるべきと考えています。大人と比べると、今の子供たちは楽器を習うことに賛成しているようです。保護者のアンケートでは、「興味がない」と答えた人はわずか9%でした。

ギターセンターの教育担当部長Donny Gruendlerは「音楽教育は、社会的スキルの向上、自信と自尊心の向上など、子供の人生を豊かにする生涯利益を生み出します。ギターからドラムまで、子ど供がどんな楽器を習うかは関係ありません。その経験は子供のアイデンティティを育み、生涯続く情熱を呼び起こすことでしょう」「この調査は、人々が音楽を学びたいという願望を持ち、その願望は自分の子供にさえ学ばせたいと思うほど強力であることを証明しています」とコメントしています。