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ドゥービー・ブラザーズのパトリック・シモンズ、マイケル・マクドナルドと共に行う50周年記念ツアーについて語る

2022/06/22 18:29掲載
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Doobie Brothers 50th Anniversary Tour
Doobie Brothers 50th Anniversary Tour
ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers)は現在、マイケル・マクドナルド(Michael McDonald)と共に結成50周年記念ツアーを行っています。メンバーのパトリック・シモンズ(Patrick Simmons)は、今回のリユニオン・ツアーへの思いについてUltimate Classic Rockで語っています。「トム・ジョンストンとマイケル・マクドナルドが一緒に演奏してくれたことは、僕の人生とキャリアにとって忘れられない瞬間のひとつになったよ。一生の思い出になった」という。

Q:ついにドゥービーズがマイケルとこうしてライヴをするようになったのは、本当に特別なことです。

「バンドのサウンドはとてもいいよ。曲は演奏するのが本当に楽しいんだ。マイケルの曲は、僕たちは長い間演奏していなかったからね。もちろん、ほとんど演奏していないメンバーもいるけど、彼の曲はしばらく演奏していなかったから、それだけでも楽しい。彼は素晴らしい曲を書くし、とても楽しいよ。この変化も実に興味深いんだ。トム(ジョンストン)もマイクも、とても魅力的な曲を書いてくれているよね。マイクの作品に戻るのも良かったよ。僕たちは本当に素晴らしいバンドと素晴らしいプロダクションに恵まれている。僕らはその全てをやれて、すべてをステップアップさせているんだ。3人で全曲を歌うことで、より多くの観客を集めることができたので、僕たちはそれを演出やサウンドに反映させ、観客にとって素晴らしいライヴにしているんだ」

Q:マイケルとは個人的にも長い付き合いですよね。今回のリユニオンについて、どのようにお考えですか?今のあなたにとって、それはどのような意味を持つのでしょうか?

「そうだね、ちょっとクールだね。もちろん、トムとマイクが一緒にライヴをすることは、本当に素晴らしいことだ。何年か前にもやったことがあるよ。トミーはソロをやりたいという気持ちが強かったと思う。彼は自分のバンドを持ち、中心的な存在になりたかったんだ。でも、彼はもうそれを諦めたんだと思う。僕はいつもバンドで演奏していたから、そういうのは今まで一度もなかった。まあ、初期の頃は一人で演奏していたこともあるし、ソロで演奏することもあったけど、僕はずっとバンドで演奏するのが好きなんだ。どっちでもいいやと思ってた。バンドにいても、個人で何かやりたくなったら、外に出てやればいいと思っていた。みんなそれぞれニーズがあるんだし、何でもいいんだよ。トムもマイクも、自分のことをやってスポットライトを浴びたいという欲求があったんだと思う。このバンドではスポットライトを浴びているけれど、彼ら自身の頭の中では、何かを求めていたんだと思う。

マイクは自分自身でとても成功したキャリアを持っているけれど、ドゥービー・ブラザーズというのは、おそらく世間に認められているという点では、何かがあるんだと思うんだ。ドゥービー・ブラザーズというのは、人一倍大きな存在だと思われている。だから、僕ら全員が一緒にライヴをすることで、より神秘性を高めることができると思うんだ。みんなはそれを理解し、“この人たちに会いに行かなきゃ”と思ってくれるんだよ。そして“ああ、あの時は70年代、今は70歳代!”と気づくんだ。興味本位で来る人もいれば、長年のファンだから来る人もいる。今回のツアーは、僕が今述べたような理由で、おそらく人々の記憶に残るものになると思うよ。バンドとして作った素晴らしい曲の数々、そして長い間、人々のために演奏することができなかった曲の数々を一緒に演奏することは、ある種の唯一無二なことだと思うんだ。とにかく、しばらくの間、人々の記憶に残るものになるだろうね。僕個人としては、とにかく楽しい。これまでもそうだったけど、この2人が一緒に演奏してくれたことは、僕の人生とキャリアにとって忘れられない瞬間のひとつになったよ。一生の思い出になった」