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人気ジャズ漫画『BLUE GIANT』をアニメーション映画化 公開日が2023年2月17日に決定

2022/06/22 12:16掲載(Last Update:2022/06/22 12:36)
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『BLUE GIANT』 (c)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (c)2013 石塚真一/小学館
『BLUE GIANT』 (c)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (c)2013 石塚真一/小学館
シリーズ累計840万部を突破する、石塚真一の人気ジャズ漫画をアニメーション映画化した『BLUE GIANT』の公開日が2023年2月17日に決定しています。

原作『BLUE GIANT』は、実写映画化もされた『岳』(映画『岳-ガク-』2011年公開主演:小栗旬)の石塚真一による漫画。ジャズに魅せられた少年が、世界一のジャズプレイヤーを志す物語。

2013年から「ビッグコミック」(小学館)にて連載がスタートし、「マンガ大賞2016」で3位に選出、第62回「小学館漫画賞(一般向け部門)」を受賞。さらに第20回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」を受賞するなど、旋風を巻き起こしました。心を沸き立たせる熱い展開と涙なしには見られない感動のストーリー、音楽が聞こえてくるような圧倒的表現力が多くの読者の心をつかみ、数多くのメディアでも取り上げられています。

監督は『モブサイコ100』シリーズや『名探偵コナン ゼロの執行人』などで知られる立川譲。脚本は『BLUE GIANT』連載開始時からの担当編集者であり、『BLUE GIANT SUPREME』以降、ストーリーディレクターとして石塚と二人三脚で作品を世に送り出してきたNUMBER 8が担当しています。アニメーション制作は『幼女戦記』などで知られるスタジオ・NUT。

原作:石塚真一、監督:立川譲、脚本:NUMBER 8のコメントが公開されています

■原作:石塚真一

 演奏シーンを描く時は、「音が鳴りますように!」と思いながらペンを走らせていました。それがついに、本当に音が出る映画になる…凄いことです。

 これまで、漫画から音が聞こえるという意見をたくさん頂きました。それはすべて読者のみなさんの豊かな想像力が鳴らしてくれた音楽です。今回、映画化にあたり、凄いメンバーが集まって、皆さんがイメージする音楽、いや、きっとそれ以上の音を作ってくれています。

 映画『BLUE GIANT』、読者の方も、漫画を読んでいない方も、ジャズを知らなくても、子供も大人も楽しめる全く新しいアニメーション映画になると思います。僕自身も完成が楽しみです‼︎

■監督:立川譲

 メインに描かれるのはジャズに対して必死に真摯に向き合う若者達の成長物語ですが、ジャズ好き限定な敷居の高い映画ではなく、ジャズを聞いたことがない方でも楽しめる作品を目指しています。原作「BULE GIANT」の根本にあるものはもっと普遍的な人間の「魅力的な生き様」だと思っています。カッコ悪くてもいい、泥臭くてもいい、そんな魅力的なキャラクターが沢山出てきます。毎日、全力で命を燃やすかのように音を出す主人公「大」と葛藤を抱えた仲間達が織りなす物語を、ぜひ一緒に体感してもらいたいです。「何かしたいけど、何をしたらいいか分からない」という問いに答えを出せる映画になるといいなと、思っています。

■脚本:NUMBER 8

 とにかく「原作を超える映画」を目標に、脚本を書かせていただきました。映画館には読者の方も、未読の小さな子供さんから大人まで来場されます。皆さんが「最高…!」と言ってくれる物語を目指し、無数の打ち合わせを重ね、ついにそれが出来たと思っています。連載開始当初から、石塚さんとは「映像化は望むべくもない」と話していた本作品ですが、立川譲監督、制作陣、音楽班と最高のチームが集まって、最高の映画を作ってくれています。もう、絵コンテと音楽だけで号泣でした。是非、ご期待ください。
●公式サイト
https://bluegiant-movie.jp/

(c)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (c)2013 石塚真一/小学館