Jeff baxter / Speed of Heat
スティーリー・ダン(Steely Dan) や
ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers) などでの活躍で知られるギタリスト、“スカンク”こと
ジェフ・バクスター(Jeff Baxter) 。初ソロ・アルバム『Speed of Heat』がストリーミング配信中。YouTubeほかで聴けます。
VIDEO
アルバムは海外で6月17日発売。リリース元はBMG/Renew Records。
アルバムは全12曲入りで、オリジナル曲と選りすぐりのカヴァー曲で構成されています。カヴァーには、スティーリー・ダンの「My Old School」や「Do It Again」、1960年にシャドウズが演奏して人気を博したインストゥルメンタル曲「Apache」などが含まれています。
アルバムの主なコラボレーターは、ベテランのプロデューサー、作曲家、キーボーディストのC.J.ヴァンストン(C.J. Vanston)です。
このアルバムでは、バクスターがいくつかの曲でリードを歌い、また、かつてのドゥービー・ブラザーズのバンド仲間である
マイケル・マクドナルド(Michael McDonald) 、カントリースターのクリント・ブラック、ブルースロッカーの
ジョニー・ラング(Jonny Lang) などがゲスト・ミュージシャンやソングライターとして参加しています。
マイケル・マクドナルドがヴォーカルを務めるのは、バクスターがヴァンストン、マクドナルドと共作した「My Place in the Sun」という曲です。
バクスターは「このアルバムの制作には、信じられないような瞬間がたくさんあった。このアルバムを作ることは、僕がギターを弾く理由とよく似ている。音楽の地平をさらに広げ、最終的にはミュージシャンとして、ギタリストとして、自分を向上させるための道を探求し、旅しているんだ」と述べています。
このアルバムから、バクスターがリード・ヴォーカルを披露したスティーリー・ダンのカヴァー「My Old School」が公開されています。この曲には、TOTOの
デヴィッド・ペイチ(David Paich) がキーボードで参加しています。
バクスターはもともと、この曲をエアロスミスのスティーヴン・タイラーに歌ってもらおうと思っていたそうですが、タイラーに録音を聞かせたところ、意外な反応を見せたと語っています、「僕が作ったものを聴いて“これは誰が歌っているんだ?”と言ってきたんだ。僕が自分だと言うと、彼は“本当に素晴らしいよ、自分でやったほうがいいよ”と言ったんだ。冗談かと思ったけど、そうじゃなかった。だから挑戦してみたんだけど、反応はとても良かったよ」