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ブルース・ディッキンソン「自分が歌えなくなったらアイアン・メイデンには代役を立ててライヴを続けてほしい」

2022/06/13 17:46掲載
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Bruce Dickinson
Bruce Dickinson
アイアン・メイデン(Iron Maiden)ブルース・ディッキンソン(Bruce Dickinson/63歳)は、もし自分が一晩に4曲以上歌えないと感じたら、メイデンには自分が指名した代役を立ててコンサートを続けてほしいと考えており、その際は時折ゲストとして出演したいと語っています。またバンドにとって新しい音楽を作り続けることが不可欠である理由についても語っています。

英Daily Star紙のWiredコラムの中で、自分の体調不良を理由にバンドの活動をやめるべきではないと主張し、彼はこう語っています。

「いつも集まったとき、“みんな生きてる?”というジョークを言っているんだ。俺たちはいつもファンに対して誠実であり続けてきた。もし明日、俺が一晩に4曲以上歌えないと感じたら、メンバーには続けてもらいたいので、俺は後任を選べるようにしたい。俺は時々登場して、あとは他のシンガーにやってもらうんだ。

関節炎を患っているキース・リチャーズは毎晩調子がいいわけではないけど、他のギタリストに支えられてやっている。それがローリング・ストーンズなんだ。

誰も動揺しないと思うんだ。いずれにせよ、俺が言ったことがすべて実現するわけではないよ」

ディッキンソンは同じコラムで、ABBAのようなホログラムのレプリカを使うという考えを否定しています。「この世の地獄のようなものだ。本当に意味がわからないよ」。

またディッキンソンはバンドにとって新しい音楽を作り続けることが不可欠である理由についても語っています。

「新しい音楽がなければ、カラオケ・グループになってしまう。そうなっても構わないというグループもあるけどね。でも、俺らにとっては問題外だ。何も作らなければ、人々は興味を失う。化石になってしまう。うわぁ、Tレックスだ。筋肉があった頃を想像してみろよ! 俺は博物館の骨格標本にはなりたくないし、いずれにせよ、俺には筋肉と爪があり、噛むことができるんだ」