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ドラゴンフォースのハーマン・リ、今のロックやメタル・シーンは「ちょっと真面目すぎる」

2022/06/08 17:54掲載
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Herman Li
Herman Li
ドラゴンフォース(Dragonforce)のギタリストであるハーマン・リ(Herman Li)は、今のロックやメタル・シーンは「ちょっと真面目すぎる」と語る。遊び心を共有していないことが、いかにロックやメタルのメインストリームへの到達を妨げているかについて、Anthony Fantanoのインタビューの中で語っています。

「もちろん、僕の好きな音楽はロックだ。こんなことを言うと怒られるかもしれないけど、ロックはもうダメだと言われることが多い。正直なところ、ロックやメタル、ギター、ベースが音楽シーンの最前線にいないのには理由がある。ちょっと大げさで、真面目すぎないところが失われたような気がするんだ。

(今の)ロックミュージシャンの多くは、ちょっと真面目すぎて、楽しむことを恐れていると思うんだ。ラップやヒップホップを見ると、彼らはシリアスでありながら、楽しさや笑いを取り入れる。歌詞を聴いて、“わかった、わかった。ここで笑いをとっているんだな”と思えるんだよ。僕は、自分自身をよりクリエイティブにするために、同時に箱の外にあるさまざまなアイデアに目を向けているんだ。

僕が言っているのは、音楽だけでなく、ビジネスについてもそうなんだ。世の中のラッパーはとても賢いと思うんだ。音楽をリリースする方法、シーンを操作する方法、デジタル資産、アルゴリズム、Spotifyなど、あらゆるものを駆使している。ロックやヘヴィメタルは、創造性やテクノロジーの最先端を行くという点では、まだそこに到達していないんだ」