レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)の
トム・モレロ(Tom Morello)は15歳のとき、飛行機に乗っていたらインターホンから「モハメド・アリだ。俺はこの飛行機を操縦しているが心配しないでくれ、俺は飛行機の操縦も最高なんだ。みんな俺のサインが欲しいだろうから、これからサインをしにいくよ」というアナウンスが流れたという。実際にサインを貰った彼は、その後20年間、サイン入りの航空券を部屋に飾っていたという。
モレロは、元プロボクサーのモハメド・アリの命日(6月3日)にあわせ、自身のSNSにこの逸話を投稿しています。
「2016年のこの日、偉大なるモハメド・アリが亡くなった。僕が15歳のとき、母と僕は休暇で訪れたジャマイカから飛行機でシカゴに戻るところでした。飛行中、地球上の誰もが聞き覚えのある声がインターホンから聞こえてきました。“モハメド・アリだ。俺はこの飛行機を操縦しているが、心配しないでくれ、俺は飛行機を操縦することに関しても最高なんだ。皆は俺のサインを欲しいと思っているだろうから、これから通路を歩くので、皆が望むものにサインをするよ”。そして彼はそうした。僕はその後20年間、サイン入りのジャマイカの航空券を部屋に飾っていたよ。チャンプ、安らかに眠れ」