イエスのスティーヴ・ハウとジェフ・ダウンズ、アラン・ホワイト追悼コメント発表

イエス（Yes）のスティーヴ・ハウ（Steve Howe）とジェフ・ダウンズ（Geoffrey Downes）は、先日亡くなったアラン・ホワイト（Alan White）に敬意を表し、故人を追悼するコメントを英Prog誌で発表しています。

スティーヴ・ハウ；

「僕はイエスの他のメンバーと共に、僕たちの大切な友人でありドラマーであるアラン・ホワイトが亡くなったことを非常に残念に思っています。彼はバンドに最高の年月を捧げ、最後の最後まで真の信念と決意を持ったプロフェッショナルでした。

優しくて愛情深い人間であることは、彼にとってごく自然なことであり、対立することのない穏やかな性格と豊かな寛容さは、友人や出会う人たちからとても人気がありました」

ジェフ・ダウンズ：

「僕の親愛なる友人であり、バンドメイトでもあるアラン・ホワイトの訃報を受け、大変残念に思っています。彼は、僕がこれまでに出会った中で最も素晴らしい人物の一人でした。正直で、忠実で、情熱的で、気遣いができて、親切で、寛大で、思いやりがあって、慈善的で、面白くて、数え切れないほどたくさんの最上級の表現があります。とにかく、万能で最高の男でした。長年、シアトルに住んでいたにもかかわらず、彼はジョーディ（※イングランド北ニューカッスル近辺に住む人々）のウィット、皮肉、魅力を失うことはなかった。

ミュージシャンとして彼はあらゆる面で唯一無二であり、そのパワフルなテクニックは何世代にもわたってドラマーやパーカッショニストに影響を与え、真の意味での伝説となった。キーボードのライザーに目をやりながら、ウインクして微笑みながら、彼ならではのソリッドで複雑なグルーヴを刻み、同じステージに立つのが楽しくて仕方がなかった。これがアランという天才の姿なのです。

僕たちは一緒に大笑いして、とても親しくなり、みんなが僕たちのことを“おかしな二人”と呼ぶようになるほど、いつもお互いを気にかけていました」