HOME > ニュース >

原作:小松左京×監督:深作欣二 映画『復活の日』TOKYO MXで6月18日放送

2022/05/30 15:39掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
復活の日 © KADOKAWA 1980
復活の日 © KADOKAWA 1980
新型コロナウイルスの猛威を半世紀以上前に予言した小説があった。小松左京のSF小説『復活の日』。人を死に至らしめる未知のウイルスが世界中にまん延し、人類が滅亡の危機に立たされる。深作欣二監督の実写映画版がTOKYO MXで6月18日(土) 放送

■『復活の日』
TOKYO MX 2022年6月18日(土) 放送 18:00〜20:40

<ストーリー>
198×年冬、東ドイツ陸軍細菌研究所から新種のウィルスMM-88が盗まれた。摂氏マイナス十度で自己増殖を始め、零度を超えると猛烈な毒性を発揮する恐るべき細菌だ。運び出したクラウゼ博士はスパイによって暗殺。アンプルを載せた小型飛行機が吹雪のアルプスを越えようとしていたとき山腹に激突。恐るべき細菌が飛散したことを知る者はいなかった。春。カザフ共和国で羊が集団死。多くの医師は悪性インフルエンザとして「イタリア風邪」と命名。初夏。南極昭和基地にもイタリア風邪の情報が伝わった。死亡率の異常な高さ。越冬隊員の吉住は東京に残した恋人則子の身を案じている。その頃東京は混乱の極みに達していた。ワシントン、ガーランド将軍は大統領にイタリア風邪はソ連の陰謀と力説していたがクレムリンからソ連首相の病死の連絡が入った。夏の終わり世界は死滅。南極に残る十一カ国863人が最後の人類となる。1年が過ぎ南極では新しい社会が築かれ始めている、しかし食料は二年分しかない。吉住は地震学者として南極に第二の危機が迫っていることを告げた、地殻変動だ。将軍が死の直前ARS(自動報復装置)にスイッチを入れていたのだ。誰かが止めねばならない。ホワイトハウスに詳しいカーター大佐と吉住が死への旅へ行くことになる。密かに愛し合っていたマリトと吉住は全身の力をこめて抱き合う。南極の夜が明けようとしていた。

<スタッフ・キャスト>
【監督】 深作 欣二
【出演】 草刈 正雄、夏木 勲、多岐川 裕美、永島 敏行、丘 みつ子

制作年:1980年・日本

作品ページ
https://s.mxtv.jp/cinema/movie.html?id=svjveitoxe0yenry
© KADOKAWA 1980