デペッシュ・モードのアンディ・フレッチャー死去

デペッシュ・モード（Depeche Mode）の創設メンバーでキーボーディストのアンディ・フレッチャー（Andy Fletcher）が死去。バンドがSNSで発表しています。現時点で死因は公表されていません。60歳でした。

以下、声明より。

「私たちは、親愛なる友人であり、家族であり、そしてバンドメンバーでもあるアンディ・'フレッチ'・フレッチャーの早すぎる死にショックを受け、深い悲しみに包まれています

フレッチは真の黄金の心を持っていて、サポートが必要なときも、活発な会話が必要なときも、大笑いが必要なときも、冷たいビールが必要なときも、いつもそこにいました。

私たちの心は彼の家族と共にあります。この困難な時期に、彼らのことを思い、彼らのプライバシーを尊重するようお願いします」

アンディ・フレッチャーは1961年ノッティンガム生まれ。1970年代後半にマーティン・ゴア、ヴィンス・クラークとともにバンドComposition of Soundを結成。シンガーのデイヴ・ガーンを迎えてバンド名をデペッシュ・モードに改め、4人組は80年代初頭のチャートでヒットを連発するようになる。

ヤズー、そしてイレイジャーを結成したクラークが脱退し、ゴアがチーフソングライターとなり、アラン・ワイルダーが加わったことで、バンドのサウンドはよりダークでゴシックな方向へと変化していった。80年代後半から90年代前半にかけて、国際的に大成功を収めた。1995年にワイルダーが脱退し、3人組となった。バンドは2020年にロックの殿堂入りを果たした。

フレッチャーはデペッシュ・モードのすべてのスタジオ・アルバムに参加。フレッチャーは、後年、ファンからしばしばバンド内のマネージャー的存在とみなされ、世界中で1億枚以上のレコードを売り上げたバンドのビジネス面の面倒を見るようになった。2013年、彼はインタビュアーに対して、「デペッシュ・モードという国際企業は、この人なしでは決してうまくいかない、背の高い裏方さん」と語っている。

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— Depeche Mode (@depechemode) May 26, 2022