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スポックス・ビアードのキーボード奏者 奥本亮の新ソロアルバム発売 スティーヴ・ハケットら参加

2022/05/26 19:59掲載
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奥本亮  (photo credit : Alex Solca)
奥本亮 (photo credit : Alex Solca)
米プログレッシブ・ロック・バンド、スポックス・ビアード(Spock’s Beard)のキーボード奏者を長年務める奥本亮の新作ソロ・アルバム『The Myth Of The Mostrophus(邦題:ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス〜神獣伝説〜)』が日本で7月27日、海外で7月29日発売。日本盤のみ2曲のボーナス・トラック収録。リリース元はInsideOutMusic/ソニーミュージック。

以下インフォメーションより

前作のソロ・アルバム『Coming Through』(2002年)から20年。新作の制作プロセスは2020年11月、あるライヴストリーミング・イベントに参加した奥本が、アイ・アム・ザ・マニック・ホエールのヴォーカルとベースを務めるマイケル・ホワイトマンに連絡と取ったことから始まった。デモ音源のやり取りの結果、アルバムへの最初の数曲を書くに至った。奥本はその後スポックス・ビアードのバンドメイト(ニック・ディヴァージリオ、アラン・モース、デイヴ・メロス、テッド・レナード、ジミー・キーガン)を誘い、アルバムの形ができ始めていった。その奥本の新しいグループ「プログジェクト(ProgJect)」を通じて、マイケル・サドラー、ジョナサン・ムーヴァ―、マイク・ケネリーといったゲスト・スターたちが名を連ねた。さらにスティーヴ・ハケット、マーク・ボニーラ、ダグ・ウィンビッシュ、ライル・ワークマンを加え、スター・ミュージシャンが勢揃いするラインナップが完成した。その結果、現代プログレきっての楽しさと影響力を与えるアーティストの1人から力作が放たれたのだ。

アルバムにはスポックス・ビアードの現在および過去のメンバーのほか、豪華ミュージシャンが多数ゲスト参加。

●ニック・ディヴァージリオ (ビッグ・ビッグ・トレイン、スポックス・ビアード) ds/vo
●アル・モース (スポックス・ビアード) g
●デイヴ・メロス (スポックス・ビアード) b
●テッド・レナード (スポックス・ビアード、トランスアトランティック) vo
●ジミー・キーガン (スポックス・ビアード) vo
●スティーヴ・ハケット (ジェネシス) g
●マイケル・サドラー (サーガ、プログジェクト) vo
●マイク・ケネリー (スティーヴ・ヴァイ、フランク・ザッパ、プログジェクト) g
●ジョナサン・ムーヴァ― (ジョー・サトリアーニ、プログジェクト) ds
●マーク・ボニーラ (キース・エマーソン/ケヴィン・ギルバート) g
●ダグ・ウィンビッシュ (リヴィング・カラー) b
●ランディ・マクスタイン (マクスタイン&ミンネマン、ポーキュパイン・ツリー) g/vo
●ライル・ワークマン (トッド・ラングレン) g
●マイケル・ホワイトマン (アイ・アム・ザ・マニック・ホエール) g/vo

アルバム・トレーラー映像


奥本亮からのコメント:
今回のソロアルバムは6曲入りで特にタイトル曲の「ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス〜神獣伝説〜(The Myth of the Mostrophus)」は、スポックス・ビアードの現在と過去のメンバーにより収録されていて、ヴォーカルはニック・ディヴァージリオとテッド・レオナルドの豪華デュエットで、さらに22分という壮大な曲に仕上がっています。ゲスト・アーティストに、スティーヴ・ハケット(ジェネシス)、マイク・ケネリー(フランク・ザッパ)、マーク・ボニーラ(キース・エマーソン)、ジョナサン・ムーヴァー(アリス・クーパー)、マイケル・サドラー(サーガ)を筆頭に、その他多くの豪華アーティストたちの協力のもと完成した素晴らしい作品です。日本のソニーミュージックから発売されるCDにはボーナス・トラックが2曲追加されていて、その1曲はザ・フラワー・キングスのドラマー、ミルコ・デ・マイオが参加しています。曲があるということはこの上なく素晴らしいことです。自分のベイビーのような存在の自分の曲が、素晴らしいミュージシャンのファミリーに理解され、受け入れられ、大人になるまで育てる手伝いをしてくれるなんて。僕はこのアルバムの仕上がりにとてもワクワクしています。作曲され実演された音を、みなさんにすみずみまで味わっていただけますように。

【奥本亮について】
●1959年5月24日、大阪府生まれ。3歳から13歳までクラシック・ピアノを学ぶ。
●15歳でプロのミュージシャンとして活動を始める。
●1978年、19歳でクリエイションのメンバーとして日本ツアーに参加、翌年には喜多郎のツアーに出演。
●1980年2月ソロ・デビュー・アルバム『ソリッド・ゴールド』をリリース。
●翌1981年3月、渡米を決意。ロサンゼルスの音楽学校「ディック・グローブ」で現代ジャズ・キーボードを学び、同校を主席で卒業。
●多くのヒット曲を持つ作曲家&プロデューサーのラモン・ドジャーの元でアレンジジャーを務め、それが縁でフィル・コリンズやエリック・クラプトンをはじめ、様々なアーティストのツアーに参加。
●1996年、スポックス・ビアードに加入。以後、メンバーとして、現在も活躍中。
●奥本亮のワールドツワー・バンドで、それぞれの国で活躍するミュージシャン達で構成するThe Ryo Okumoto Project の活動も行っている。
●また、マイケル・サドラー、マイク・ケネリー、マット・ドーシー、ジョナサン・ムーヴァーとオールスター・プログレバンド “ProgJect”を結成し、4月より米国内でツアーを敢行中。
【日本盤CD情報】
●タイトル:ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス〜神獣伝説〜 (The Myth of the Mostrophus)
●アーティスト:奥本 亮 (Ryo Okumoto)
●発売日:2022年7月27日(水)日本先行発売(※日本以外の発売日は2022年7月29日(金))
●品番:SICP 31547
●価格:税込¥2,750 (税抜¥2,500)
●高品質Blu-spec CD2
●書下ろしライナー、歌詞&対訳付き
●日本盤のみのボーナス・トラック2曲収録

【アルバム収録曲】
1.Mirror Mirror ミラー・ミラー
2.Turning Point ターニング・ポイント
3.The Watchmaker (Time On His Side) ザ・ウォッチメイカー(タイム・オン・ヒズ・サイド)
4.Maximum Velocity マキシマム・ヴェロシティ
5.Chrysalis クリサリス
6.The Myth Of The Mostrophus ザ・ミス・オブ・ザ・モストロファス〜神獣伝説〜
日本盤のみのボーナス・トラック
7. Waiting to be Born [Instrumental] ウェイティング・トゥ・ビー・ボーン [インストゥルメンタル]
8. Sonny [Instrumental] ソニー [インストゥルメンタル]

エンジニア&ミックス:リッチ・マウザー